アバウトなつぶやき

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湿度計

2005年11月04日 | ぷちねた
 昨日、ホームセンターの広告に湿度計を発見。おっ、安い!温湿度計で900円程度は安いわ♪湿度計って、温度計に比べると高いんだよねー。

 みなさんのお宅は湿度計をお使いですか?
 うちは昨年、リビングにひとつだけ付けてみました。季節は冬、風邪予防のためです。
 一昨年、インフルエンザでエライ目にあったワタクシは冬の加湿には気を使うようになりました。健康番組のメジャーな昨今、今さら言うまでもありませんが、インフルエンザウィルスは湿度が50%を超えると生存率が(6時間で)3%にまで減少すると言われています。
 また、風邪症候群も原因の9割はウィルスによる感染。インフルエンザとはウィルスこそ違えど、やはり湿度に弱いものが多いため、冬の加湿は風邪予防に効果的であると言わざるを得ません。
 そのため、部屋の湿度は60~80%にするのが良いとされていますが、ちょっと待て。80%っていうとカビやダニの繁殖に適した湿度じゃないの?(まぁ、室温についてはさておき)
 うちはまだ子供が小さいので、家族全員がリビングで過ごす事がほとんどです。
 もちろんリビングに衣類や寝具の入ったクローゼットがあるわけでもなく、それほど気にすることは無いのですが、何せ寒がりのワタクシの事。
 寝室へ行けば寝室を、洗面所に行けば洗面所をというように、行く先を暖めて歩く傾向があります。そんな事をしていると、窓ガラスどころか壁も結露する事があっても不思議じゃない…。
 「壁紙をめくったら真っ黒なカビが生えてるんじゃないだろーな」と思ったら、もうダメ。いたるところに湿度計をつけなくては、という思いにとらわれてしまっております。
 健康のため、夏でも冬でも湿度管理はするに越した事が無いと思いますし。

 さて、湿度計。
 最近はデジタル式のものなんかが増えて、値段も上がってますよね。あれを見ると「安いのは壊れやすいんじゃないかなー」と思ってしまいます。
 はい!その通り!
 今日買った湿度計はバイマテリアル式(温度計でバイメタル式っていうと金属板を渦巻きにしたやつなんだけど、そんな感じのもの?)なのですが、この方式は精度が低く、また、長期(何十年っていう単位の話でしょうが)の使用に耐え得るとは言いがたいのだそうです。
 でもね!純金の細工があるとか宝石がはめ込まれてるとかいうモノでもない限り(そんな湿度計があるとは思えんが)、代々湿度計を受け継いで使う人がいるとは思えないから、長期の使用云々はどうでも良いでしょ。
 それにバイマテリアル式の精度の誤差は+-5%RH(メーカーによっては2%RHまで性能が上がるみたい)とのこと。家庭の湿度の目安を見るのに「5%違うといきなり環境条件が変わる」ような場面に出くわすなんてのはどう考えてもありえない。
 おまけに、あっれ~?
 さっき、何気に検索かけたら引っかかった気象庁検定可の湿度計でも測定精度は「5%以内」ですよ。へっ、気象庁検定可でもその程度の誤差は許容範囲なんじゃない。
 結論:湿度計は安いので充分!

 ところで、湿度計の方式って各種あるようなんですが、毛髪式って人間の髪の毛の伸び縮みで計測するんですって。
 雑草記ってサイトに「ノルウェー人の髪」って書いてあったわ。これに関する考察が笑えます。うぷぷ。