アバウトなつぶやき

i-boshiのサイト:「アバウトな暮らし」日記ページです

科学の祭典2009

2009年11月30日 | じもと
 29日(日)、長男とkzくんを連れて「科学の祭典2009」へ行ってきました。

 三重大、思ったよりスムーズに駐車出来ました♪

 色んな出展があって、彼らはスライムやスーパーボール作らせてもらってました。


▲PVAにホウ砂水溶液を混ぜて作るスライム


▲ココは「きれいな結晶を作ろう」というコーナー。酢酸ナトリウムとか(だったかな?)が結晶化する様子を見せてくれました。この彼は実験前の説明もバッチリでした(^^)


 学生が主体なので、イベントを進行する事に一生懸命です。
 そこに好感が持てたけど、ものづくりブースは作ることに気をとられて説明不足になりがちなのが残念でした。聞いたら教えてくれるんだろうけど、やはり説明は先生らしきオトナの方がお上手な様で。
 (放射線のコーナーで、放射性物質の質問したら難しくて意味の分からん答えが返ってきた。今日、改めて職場で科学の得意なワダちゃんに教えてもらったっつーの。素人に分かる説明でお願いします T_T)
 でも、それぞれのブースの内容を説明した冊子がいただけるので、それを読めばある程度までなら分かる仕組みにはなっていました。

 この催しに参加したのは初めてですが、秋の科学週間に鈴鹿山麓リサーチパークで開催される科学展と似てます。
 あちらは簡単な実験や遊びの他に、研究施設で使ってる器具を見せてくれたりします。もっとも、ブースはそんなに多くありませんけどね。
 津までは距離もあることだし、次回に次男を連れて行くならお手軽な鈴鹿山麓の県立環境センターでイイかな、とも思いました。

黄樹

2009年11月26日 | せいかつ
生協のカタログで憧れてた「黄樹」。
栗きんとんを羊羹みたいな形状にしたものですが、3990円するのでなかなか手を出せなかったのを職場のみんなで買いました♪
やっぱり美味しい~(^O^)
幸せだぁ

伊藤小坡とその時代 展

2009年11月22日 | かんしょう
 会期が明日までと迫った、桑名市博物館で開催中の「伊藤小坡とその時代」展。
 金曜日にナゴヤドームの帰りによるつもりが、あの日は張り切りすぎてしまって行けなかったので、今日あわてて足を運びました。

 伊藤小坡は明治10年に三重の伊勢、猿田彦神社の宮司の娘として生まれた、上村松園と同時期の女性画家です。
 家庭に入り、妻や母として生活しながら画家としても大成しました。

 ワタクシ、美人画は上村松園が最も好きな画家なのですが、やはり同じ時代だけあって伊藤小坡も絵の技法は似てるんですね。
 江戸時代までの美人画と言うと、とても美しく色っぽい女性が描かれていても、肌のふっくら感が伝わるものが少ないと感じます。なんというか、ハリやツヤがあってもやわらかさがもうひとつ足らないと言うか…。
 だから、上村松園の描く美人を見たとき、スッキリした美しい顔立ちとふっくらした肌に心を奪われたのを覚えています。
 その流れで小坡の名はなんとなく聞いた事があったのですが、特に作品を思い出せなかったんです。
 でも、shioちゃんの持ってた図録を見たら、伊藤小坡の描く女性は生活感があるのに美しいふっくら肌の女性なんですもん。これは本物を観なきゃ!って思ってしまいました。

 さて、実物を拝見して思ったことは「なんて素敵な女性像だろう」でした。
 上村松園の上品で現代的な美人とは違い、小坡の描く女性は面持ちが優しく、ふっくらした表情が観るものを優しい気持ちにさせます。
 きっと家庭をもつ女性としての視点がそうさせるのでしょうね。
 そして先日、earthさんもご覧になって同じ感想を述べてらっしゃいましたが、着物がすんごく美しい!
 その頃の風俗もよく分かる絵が多くて、親近感のある絵が多いと感じます。
 特に「制作の前(下絵)」という作品では、小坡自身が絵を描く前の調べ物をしてる姿を描いたものだと思いますが、着物の柄なんかの載ってる本を山積みにして眺めている姿が誰しもに通じる姿で、楽しく観る事が出来ました。

 この展覧会は明日で終わりなのでオススメするには遅すぎたかと思いますが、伊勢の猿田彦神社の横には小坡美術館なるものがあります。
 機会があれば、ぜひそちらをご覧になることをお勧めいたします。

やきものワールド2009

2009年11月21日 | おでかけ
 今年もナゴヤドームで開催されている「やきものワールド」、初日の昨日行ってきました♪


 いつもながらテーブルコーディネートコンテストや企業の展示、イベント他色々な企画と日本各地の窯元の出店が見モノです。
 昨日は初日と言うこともあって、著名人の展示コーナーに辰巳琢朗氏が来ていました。へぇ、初日だとこういうこともあるのね。

 いつも楽しみにしているノリタケの展示ですが、今回はそれをそっちのけで済ませたい用事がありました。
 それは職場の人のお祝いを選ぶこと!

 数日前、職場に来ている嘱託職員のHくんが結婚をしましてね。
 うちの職場、慶弔の規定を作ってあって、無駄な付き合いをしなくても良くなっています。そういうのを作ってあると「どこまでお祝いすればいいの?」とか考えなくてイイのでとても便利♪
 そういう雰囲気なのでバレンタインの義理チョコもないし、ご親戚が亡くなったと言って香典の相談もしなくて良いのです。
 でも、親しい間柄だと何もしないのも寂しいんですよね。
 臨時職員(パートさん、つまりワタクシ達)の仲は良いので、その辺は心情次第…ってことで、Hくんと直接仕事をするメンバーだけで簡単なお祝いをすることにしたんです。

 というわけで、前々からこの日にやきものワールドへ行くと豪語していたワタクシが、何か見繕ってくることなりました。(ワタクシの好みが前提となるのはみんな承知の上^^;)
 今時は写メールで打ち合わせが出来るのでとっても便利♪
 ワタクシ以外はみんな仕事してるので、代表でワダちゃんにメールを送りつけて打ち合わせ。

 結婚式の前から暮らし始めたので、もうお茶碗や湯飲みは選んだ後だろうということで、プラスαとなるのを探して「この中でどれが良い?」と訊ねてみる。もっといっぱい良いのがあるんだろうけど、ワタクシの集中力が切れ掛かったので8点で許して下さい(泣)
 この写真、携帯なので微妙な焼き加減の具合が伝わらないのが非常に残念。


 まー、この数点を選ぶのに迷った、迷った。商品がありすぎるんだもん。
 わりと文学趣味なお2人なので、渋めの落ち着いたものも良いんじゃないかと話してたんだけど、良いものってホント高いのよ。
 「ちょっと良いな、と思うけど自分では買いにくいようなもの」をテーマにするのって難しいねぇ。
 結局、「協議の結果、赤絵のスープカップになりました♪」との返事をもらう。
 うん、これなら明るいから新婚さんにはぴったりだし、使いやすい大きさかも♪

 そこで、今度は絵柄を選んでもらえるようアップの画像を添付し…


 お返事のメールをもらう。

 この返事は、口で言うより分かりやすくて良かったよぉ。さんきゅー。 

 この赤絵のカップは知山窯さんのモノです。
 ちょっと素敵なご主人が制作なさっているとのことでしたが、その奥様がまたキレイな人だった~。

 おまけにお人柄も良く、事情を話したら、おまけにスプーンとコースターも付けてくれました。本当にありがとうございました!


 その後、大大大好きな辻修窯へ行くも、手の届くお値段ではなく、目の保養だけしてよそへ移る。(今年は息子さんがいらしてました。よく似てた…。)
 今回、せめて柄のないお買い得な皿だけでも買おうと思って臨んだんだけど、結局違う窯のものを手にして帰ってしまいました(涙)だって好きなお皿は25万円とかするんだよ?無理、無理なのよ、欲しくても。
 お金のないワタクシを許して…。


 さて、お金のないワタクシはとりあえずナルミ食器のメルマガ登録をして、記念品のマグカップをいただく。

 うん、使いやすそうな大きさだ。

 そして、ウロウロしてる間に和風の陶器の店の多い中、異色な洋食器のお店を発見。
 軽い気持ちでのぞいてみたら、シンプルながらぽってりしたラインのカワイらしい食器が並んでいました。
 このお店は長崎にある波佐見焼のessenceというお店。

 かわいい食器としてLEEでも紹介されたそうです。

 そしたら、ここのお店、福袋を作ってたんですよ~。
 1500円のものと3000円のものがあって迷ったのですが、3000円の方にはお茶碗が入ってるというので3000円のほうを購入。
 だって次男のお茶碗がポケモンの絵柄で、そろそろちゃんとした食器に変えてあげなきゃ、と思ってたところなんだもん。

 そして、他の用もあって休んでた時にちょっと福袋を開けてみる。
 その福袋の中身がコチラ。

 うぉ~ぅ!想像したよりもずっと良い!
 この写真、夜に撮ってるので分かりづらいですが、本物は数倍カワイイです。
 1万円以上相当が入ってますよ、と言われたのを信じてよかった♪
 しかも3組って言うのが嬉しいじゃん。

 で、「お皿が他の袋にも入ってるといいなぁ」と欲を出してもう一袋買ってみた。 

 …ちょっと予想と違ったけど、これもカワイイからいっか。

 ただ福袋にしただけあって、ちょっとB品なのね、やっぱり。
 小さなスポットがあったり、商品のラインナップに無い色だったり、技巧の効果がハッキリ出てないものも入っていました。
 その説明は必要だな、と思ったけど、普段使いなら充分だから許す。


 そして、今回の最大の出来事はワダちゃんの買い物でした(笑)

 前述の、プレゼント用の写真を送った際に写ってた南部鉄の急須から鉄瓶の話へ発展し、何度も写メで打ち合わせしてるうちに予定より高価な商品をチョイスして買っちゃった、と言う騒動(?)がありました。
 でもその鉄瓶、名工・佐藤勝久氏の作品と言うことで、将来的に価値が上がるかもしれないという代物らしいのです。

メールの端に写った写真からそれを気に入るなんて、やるな、ワダちゃん。

 そんな風で、今回のやきものワールドはお買い物に従事した、いつもとは別の意味でめちゃめちゃ充実したお出かけになりました。
 あー、楽しかった。
 来年も行っちゃうぞ~。

 あ、開催は25日まで。23日は名古屋シティマラソンがあるので時間とルートは要チェック!です。

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以下は、写真撮影させて頂いて文中紹介してない窯元です。
●美濃焼 籠新(関連紹介→下石陶磁器工業協同組合
●萩焼 伸塊窯
●南部鉄器 幸工芸(関連紹介→岩谷堂箪笥
●信楽焼 文五郎窯
●信楽焼 アトリエ野恵(関連紹介→甲南情報交流センター
●信楽焼 安見工房(関連紹介→信楽まいまい日記