アバウトなつぶやき

i-boshiのサイト:「アバウトな暮らし」日記ページです

ムーミンママポーチ

2008年05月30日 | しゅげい
 今日はこんなのが出来上がりました~♪



 フェルト製のムーミンママのポーチ(大判焼形)でっす。

 実はこれ、全部自分で作ったわけじゃありません。
 昨年末頃だったかに、フェルトのアップリケパンチャーの記事を書いたのですが覚えてる方はいらっしゃるでしょうか。
 あの記事の後、職場で見せたらshioちゃんが大変興味を持ちまして「貸して欲しい」と言うので貸してあげたんですよ。
 そしたら、職場のみんなにムーミンキャラクターのコースターを作ってきてくれたんです。
 ワタクシは同じ部屋のメンバーでは最年長でありママだからね。やっぱママを頂くのが嬉しいわ。わーい。

 もらった時はこんなのだったんですよ。

▲左がムーミンで右がママ♪


▲ピンク×紫はモラン、ピンク×赤はミー、イエロー×緑はスナフキン!どれも感じが出てますよね!?

 よく出来てるでしょ?
 コースタートして使ったら、絶対に薄汚くする自信があったのでポーチにさせてもらいました♪コースターもらってからすでに何ヶ月も経ってるってのに、やっと作れたのよ。
 手縫いでなんか、ガタガタしてますがカワイイでしょ(^^)図案がいいもんね。
 shioちゃん、ホントありがとね~っ。

「ル・コルビジェ 光の遺産」展

2008年05月26日 | かんしょう
 木曜日の事ですが、シロウタと四日市市博物館で開催中のル・コルビジェ 光の遺産展を観て来ました。
 副題に-世界遺産への歩み-って書いてあったんで「いつの間に世界遺産になっとったん!?」と思ったら、現在は申請中なんですね。しかも22件も推薦されてるらしい…。そんなにも有名な作品があったとは。
 ここで建築家に着目した展覧会が開催されるのは初めてではないでしょうか。おそらく世界遺産への申請などを受けてのことでしょうが、珍しい~。

 ル・コルビジェの作品で一番有名なのはおそらくコレ↓

▲ロンシャンの礼拝堂。写真をクリックするとウィキペディアの説明にジャンプします。

 次に有名なのがコレかな?(どうだろ?)↓

▲サヴォア邸。これも写真クリックでジャンプします。
 あとはユニテ・ダビタシオンぐらいしか聞いたことなかった。(とはいえ、写真見てからこんなんだったっけ?って、思ったんですが… ーー;)

 
 これらの建築物、テレビで見たこと位はありますか?フランスの特集とかだと出てきたりしてるかもです。
 ワタクシはとりあえず、学生時代に建築史の授業があったんで一応知ってると言う程度です。しかし、あんまり語るとボロが出るので多くは書くまい(汗)
 20世紀の建築物を語るとき、ル・コルビジェは欠かせません。
 フランク・ロイド・ライトミース・ファン・デル・ローエと並ぶ近代建築の三大巨匠なんて呼ばれてるようですね。
 でも、個人的にはコルビジェの作品よりライトの落水荘や、ミースのファンズワース邸のほうが衝撃を受けましたが。(一応リンク張っときますけど、この辺は完全に独り言なんで流しといてください。日記だし。)

 ワタクシにとってコルビジェは「20世紀の有名な建築家で、鉄筋コンクリートの建築を主流にした人。黄金比率と人体寸法の関係を考え出した人。」ぐらいの認識でした。
 でも、展覧会を観て反省しました。スミマセン。コルビジェさん、もっとたくさんの事を追い求めてらした天才のようです。
 光の遺産、という題のとおり、光の使い方が非常に上手い!
 実は今回、展覧会のリーフレットを見るまでロンシャンの礼拝堂の中からの写真を見た事のなかったワタクシ。中に入るとあのような神秘的な世界が広がってるとは思っていませんでした。
 また、抽象的な絵画やオブジェでの表現も多く、リーフレットで案内を見た時は「コルビジェのコアなファンのための展示だなぁ」と思っていたのですが、本人が「これらなくして自分の建築はありえない」的な事を言うぐらい重きを置いていた作品なのだそうです。
 それを知って、コルビジェさんは本当にたくさんのことを思考し試行したすごい人だったんだなぁ(頭の良い人の考えは計り知れん)と感心させられたのでした。

 ところで、この展覧会で、別の意味で感心したのが模型群。
 「がんばれば若い頃の自分なら作れたかも知れない(←思い上がりも甚だしい)」と思うものから「どうやって作ると、こんなぴっちりした窓枠が作れるんじゃい!?」とか「まるでドールハウス!欲しい~っ♪」と思うものまで、たくさんありました。
 中でも「チャンディガールの都市計画」って模型が気になって仕方がなくて、もっとよく見ようとどんどん近づき、ついには携帯電話を取り出し照明と反対方向から照らしてやろうとしたら、博物館の人が2方向から走ってきて厳重注意されました。どうやら、照らすことでなく写真撮影をすると誤解されたらしい。あーびっくりした。

 この展覧会は6/22(日)まで。まだ日がありますから、お近くの方はどーぞ。

「金刀比羅宮 書院の美」展

2008年05月24日 | かんしょう
先週のことになりますが、シロウタと三重県美術館で開催中の「金刀比羅宮 書院の美」展を観に行って来ました。

 金刀比羅宮は、♪こんぴら船々 追風に帆かけて シュラシュシュシュ~♪の、四国のこんぴらさんの事。
 「こんぴら」と入力すると「金毘羅」と変換され、「金刀比羅宮」は「ことひらぐう」と読むのが正しいわけですが、そんなの興味のある人以外ピンと来ませんよね。
 実はワタクシ、少し前まではこんぴらさんに対してさしたる興味はなかったのです。
 三重県美術館の開催中の展覧会の紹介を読んでいて「応挙・若冲の描いた絵画空間を再現」というくだりにとても興味を持ちました。おやまぁ、有名どころの名前が並んでるじゃありませんか。
 神社が美術品を所有していることはそう珍しく無いのだと思います。実際、伊勢神宮も立派な宝物殿がありますからね。
 ただ、伊勢神宮はいつでも行けるけど、こんぴらさんへ足を運ぶ事は、ワタクシ一生無いかもしれません。どんなとこか興味が出た~!

 今回、興味を持つまで知らなかったことですが、金刀比羅宮は歴代宮司が文芸を尊重し画家たちを庇護していたことから、同宮には古代中世から近代にいたる膨大な美術工芸品が伝来しているのだそうです。シロウタ曰く「芸術家のパトロン」なのだと。
 実際、日本の博物館の指定第一号はこの金刀比羅宮の宝物殿らしいので(どこかで読んだのだけど、違ったらゴメンナサイ)、相当古くから認められていたという事がわかります。

 中に入ると、障壁画、ふすま絵を部屋のように再現して展示してあります。
 うわぉ、迫力~。
 
▲表書院 虎の間 円山応挙 《遊虎図》 と 奥書院 上段の間 伊藤若冲《花丸図》

 円山応挙、岸岱、伊藤若冲などの第1~3展示室も素晴らしいけれど、第4展示室には絵馬や大漁旗などが飾られていて、庶民の信仰の対象としての「こんぴらさん」も垣間見る事が出来ました。

 その時に知ったのですが、江戸時代、金毘羅参りってのは伊勢参りに次ぐ参拝の対象だったとか。
 そして、主人の代わりに代参する「こんぴら狗(いぬ)」なるものまでいたそうです。
 ちょっと金刀比羅宮のHPより抜粋しますね。 

「こんぴら狗」

江戸時代、庶民は旅行を禁止されていましたが、神仏への参拝の場合はその限りではありませんでした。

数ある神社仏閣のなかでも、伊勢神宮への参拝の旅は特別で、庶民にとって一生に一度の夢であり、「お伊勢参り」と言われました。

それに並び「丸金か京六か」と言われ、讃岐の金毘羅大権現(今の金刀比羅宮)と、京都六条の東西本願寺への参拝の旅も人生の一大イベントでした。

当時、江戸を中心とした東日本の各地からこれらの社寺への参拝の旅は大変なことで、当人に代わって旅慣れた人が代理で参拝に行くことがありました。これを「代参」と言いました。

旅を途中で諦めることにした人が、道中で知り合った旅人に旅費と初穂料(お賽銭)を託し代参してもらうこともあったようです。


金毘羅大権現への代参で有名なのが森石松です。清水次郎長(山本長五郎)の代わりに参拝し、預かった刀を奉納したと伝えられています。

実は、代参をしたのは“人”だけではなかったのです。「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた犬が、飼い主の代参をすることもあったのです。

袋には、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入っていました。

犬は、旅人から旅人へと連れられ、街道筋の人々に世話をされ、目的地にたどり着いたのです。

金毘羅大権現へたどり着いた犬も、そんなのどかな風習により、立派に務めを果たしたのでしょう。この「こんぴら参り」の代参をした犬は、特に「こんぴら狗」と呼ばれたのです。


 こんぴら狗、あっぱれ!
 そして、その犬を世話してくれた人々の心意気も素晴らしいと思います。
 このこんぴら狗、最近は街おこしのキャラクターとしても愛されてるらしいですよ。
 
 また金刀比羅宮には椿書院というところがあり、その壁や障壁を飾っている田窪恭治氏の椿はあまりにモダンで、息を呑むものでした。
 想像していたほどの作品点数はありませんでしたが、ふすま絵を再現しているのでダイナミックな展覧会になっていました。
 図録で観るのと違う、体感できる展覧会だったと思います。

 会期は6/8(日)までですので、興味のある方はお早めに。。。

キーホルダー

2008年05月21日 | せいかつ
 先日の鈴鹿サーキットでのレースの帰りのこと。
 サーキットに併設しているクアガーデンで汗を流して帰ることにしました。

天然温泉クア・ガーデン

 車の鍵を閉め、ロッカーでも鍵のあることを確認したのに、さて帰りに車に乗ろうとしたら鍵が無い!

 なんで!?どこで落としたの!???
 落とす場所が無いはずなのに!
 それよりも何故あのキーホルダーが無くなるの!?

 右の写真のキーホルダー。
 ワタクシが独身時代に勤めていた会社の先輩とおそろいで買ったキーホルダーなのです。まぁ、おそろいと言っても、一緒に買い物に行ったときにお互いが気に入って偶然一緒になったと言うものなわけですが…。
 このキーホルダーはパンツのベルト通しに引っ掛けて使うものです。おかげで、コレ着けて歩くとジャラジャラ音がします。まぁ、パンツに着けなくてもバッグの鍵ホルダーなんかに着けておけば安心なのです。
 いい年してヤンキーじゃあるまいし、パンツで歩くたびに音をさせるってどうなのよ?とは思いますがこれがなかなか優秀で、このキーホルダーになって以来鍵を無くした事がありません。
 もう15年以上…20年近くこのキーホルダーひと筋。
 以前、車の鍵だけ違うキーホルダーに着けたら見事に紛失してしまった経験があるのです。。。

 そんなワタクシの信頼の厚いこのキーホルダーが無くなるなんてありえない!

 でも、バッグの中身を引っくり返しても、服のポケットを見ても、ロッカーをもう一度探しても、歩いた道をたどってもどこにも無い!
 仕方が無いので一緒に居たチロちゃんにお願いして、うちとクアガーデンを往復してもらいました。
 レースで疲れてて、しかも夜遅い時間です。子供達はすっかり寝付いてしまってる中、車を飛ばしてくれました。本当にありがとう(感涙)

 さて、そんな事があった末、着替えて寝ようと思ったところ服を脱いだ途端に鍵がシャラン…。
 
 なんと、鍵をベルト通しから内側に巻き込んだ状態で服を着ていたのでした。
 バカ!本当に大バカです!
 みんな、迷惑かけて本当にごめんなさい。
 見つかった時、脱力と後悔と喜びで泣きそうになったわ。

 キーホルダーさん、出来れば一生、ワタクシの目の届くところにいてください。お願いします。