アバウトなつぶやき

i-boshiのサイト:「アバウトな暮らし」日記ページです

道具屋さんのレシピ(ティラミス)

2010年02月14日 | たべもの
 今日のバレンタインはティラミスにさせてもらいました。

▲なんか、ココアが白っぽく写ってるなぁ。

 表面にココアがあるだけでチョコではありませんが、以前作ったら案外簡単だったので。

 このティラミスのレシピは、この型を売ってるお菓子道具の浅井商店
のHP内「型にピッタリ!レシピ」で紹介されているもの。
 型にあわせてあるので分量の心配がいりません。楽チン~♪

 他にもチョコ好きの息子達のために30個入りのチョコ詰め合わせをあげたら、あろうことか長男はそれを一気食い。
 その後、気持ちが悪くなったと言って吐きたおしてました。ほんっとバカ
 小1の次男に「こういうのを自業自得って言うンやな」と言われてました。
 次男、キミの言葉の選択は非の打ち所がないよ。うん。

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 ところで。

 わが家の隣の家が空いておりましたところ、関東から転勤してきた若夫婦が入居なさいました。
 今日、挨拶に来てくれたのですが、3才の女の子がいてその子がめちゃくちゃ可愛かった!
 ご夫婦も穏やかな感じで、仲良くなれそうな気がします♪

 おまけに嬉しい手土産も(^^)

▲博多のアルデュールって有名?めっちゃ美味しいんですけど。

 マカロン、自分は作れないし、めったに買わないからとっても嬉しかった♪

浜口陽三・南佳子 展

2010年02月10日 | かんしょう
 パラミタ美術館で開催中の「浜口陽三・南佳子 展」に行ってきました。

 

 このお2人は夫婦であり浜口氏がメゾチント、南氏はエッチングを得意とする銅版画家でした。(下記説明、ウィキペディア「版画」より抜粋)


■メゾチント(直接法) [編集]
エングレービングとドライポイントが線の表現のための技法であるのに対して、メゾチントは面の表現力を深める技法である。 「中間の色合い」を出せるというのが、その名の由来である。 ヨーロッパでまだ写真技術のない頃、肖像版画や細密版画で用いれられ人気があったが、写真の発達とともに省みられなくなり、「忘れられた技法」といわれることもある。 浜口陽三がこの技法を復興したことで知られる。

その製版工程は、これまでの技法と逆である。 エングレービングとドライポイントでは、平面の版に溝を刻むことで図柄を作ってゆくが、メゾチントでは、まず版全体にひじょうに細かな点や線を無数に刻んで、ざらつかせ (これを「目立て」という)、その後にこの「目」を削って平面をつくってゆく。 インクが残るのは当然、削られなかった部分である。

目立てだけを施した段階で印刷にかけると、全面が真っ黒の版画ができる。 ただし、真っ黒とはいえ、それは細かな点や線の集積なので、均一な黒ではなく微妙な陰影が出る。 目立ての粗密を調整すれば面のニュアンスも変わってくるし、また目をならす段階でも、どの程度もとの目を残すかで刷り色の濃淡を調整できる。 エングレービングやドライポイント作品に部分的にこの技法を用いれば、スムーズな階調の影をつけることもできる。

きわめて労力がかかるので (大作だと目立てだけで数ヶ月かかる)、普及に限界のある技法ではあるが、日本には浜口陽三や長谷川潔など、メゾチントを得意とする作家が多い。


■エッチング(間接法) [編集]
エッチングとは銅版を防食剤で一面にコーティングしたのち、ニードルで線描し、酸に浸して腐食させる技法である。ニードルで防食剤を剥がした部分だけが浸食され、それが版の凹部となる。最後に防食剤を洗い流して版が完成する。 レンブラントはエッチングを好んで制作した最初期の作家であり、ほかの銅版画技法と併用するなど、意欲的にその表現可能性を拡大した。 凹版画のなかでは特殊な技能をもっとも必要としない技法なので広く普及している。 有名画家が「手ごろな」価格の作品を提供するためにエッチングを手がけることも多い。 そうした場合に腐食の工程にまで画家が関与するかどうかは画家のこだわり次第で、「職人任せ」の場合もある。ただし、腐食の時間を長くするとより深い溝になってはっきりした線になり、短くすると淡い調子になるなど、工夫次第で複雑な描画ができるので腐食の工程はけっして単純作業ではない。 近年では薬液を用いない乾式エッチングも開発が進んでいる。


 意識してなかったけれど、どうやらワタクシはメゾチントの銅版画が好きな様です。版画ってちょっと職人気質みたいなものを感じるじゃないですか。だから芸術とはいえ、重苦しい感じがしなくて素直に「欲しい!」と思ってしまいます。(長谷川潔を初めて観たときも同じことを思った覚えが^^;)
 ワタクシにはメゾチントの静物の陰影がたまらないのです。
 同じモチーフを油彩や水彩で描いてもあの繊細さは出ないんでしょうね。
 そしてモチーフがまたイイ♪
 丸いものやコロコロしたものが静かにたたずんでいるのってかわいらしいと思っちゃう。
 実はさくらんぼ好きのワタクシ…。食べるのも好きだけど、デザインモチーフとしてもかなり上位で好きなのです。(だから小嶋三郎一の作品も好き)

 また、南桂子の作品も素晴らしかった♪
 今時のファンシー小物にも描かれていそうな細い線のタッチ。メルヘン調なんだけど、版画ならではの線の細やかさと深みがあります。
 面を描くのに、塗りつぶしではなく点と線を彫り込むとこんな味わい深いものになるんだなぁとじみじみ思います。
 版画、イイですね。
 なんか木版画も見たくなってきたなぁ。

 この展覧会はまだ始まったばかり。3/30(火)までやってます。
 浜口氏は東京にミュゼ・浜口陽三という美術館もあるようで(浜口氏はヤマサ醤油の御曹司だったらしい)、関東の方は気軽に立ち寄れそうでイイですね。

手ぶくろを買いに(読み聞かせ8)

2010年02月01日 | よみもの
 先週のことになってしまいましたが、今回は4年生と5年生のところへ行きました。

 寒い季節なので暖かい気持ちになれる本が良いと思い、選んだのはコチラ。
 
 手ぶくろを買いに


 作者は新美南吉。とても有名な話なので、定番とも言えるのでは?
 でも、今うちの学校で使ってる教科書には載ってないらしく、ほとんどの子が読んだ事がなかったようです。

 こぎつねが初めて雪を目にした日、母さんぎつねはぼうやのきつねに手ぶくろを買ってあげようと思い立ちます。
 人間は怖いものだと注意した上で人間の町へこどもをお使いに行かせるお母さん。
 結果、ちょっとしたハプニングはありますが、無事に手ぶくろを買って帰ります。

 お話全体が優しい雰囲気で、ふんわりした気持ちにさせられます。また、自然の描写も素敵です。

 他にもいくつか候補があったのですが、この本は読んでみるとぴったり10分!
 読み聞かせにぴったりの本でした♪


※「読み聞かせ」検索でたどり着いた方へ
 私が読み聞かせに使った本とその時間をメモしています。
 カテゴリの「よみもの」をクリックすると今までの投稿も出てきます。
 あまり熱心な活動はしていませんし投稿数も少ないのですが、私も時々検索しているので同じ境遇の方がいるかも…と思いました。どなたかの参考になれば幸いです。