アバウトなつぶやき

i-boshiのサイト:「アバウトな暮らし」日記ページです

米粉のロールケーキ

2008年08月30日 | たべもの
 昨日に引き続き米粉の話。
 昨日のパンは米粉ミックスを使いましたよね。今日はケーキ用米粉を使ってロールケーキを作りました。

 米粉って(昨日の記事のコメント欄にも書きましたが)グルテンがほとんど無いため、パンにすると膨らまないそうです。伸びないからダメなんですね。米粉100%でパンを作ると生地はゆるく焼きあがりは目の詰まったパンになるようです。
 でも、ケーキの場合はちょっと違います。
 もともとケーキって薄力粉を使うじゃないですか。卵やベーキングパウダーなど、空気で膨らむのでグルテンは必要ないんです。
 だから、米粉100%の上新粉でもケーキは焼けるんだけど、上新粉の挽き方では少し粗いらしくて、ケーキ用米粉は空気を取り込みやすいように米粉をさらに細かく挽いたものなんだそうです。

 今回、米粉ミックスとケーキ用米粉を購入するにあたり、お店の人に使い方のポイントを教えていただきました。
 というのは、「初めはまずロールケーキで慣れてください」と言われたんです。
 「なぜロールケーキなんですか?」と訊ねると、「米粉はすごく膨らむんですよ」との返事。パンは膨らまないけど、ケーキは膨らむ?
 「米粉でケーキを作るとね、焼いた時にすごく膨らむ。でも、冷めるとしぼんじゃう。だから、コンビニなんかで売ってるケーキでも米粉だけで作ってあるのってロールケーキぐらいでしょ。あれはね、シフォンケーキとかを作るとどんどん形が崩れるから商品化できないんだよ。米粉のコツを掴むまではロールケーキで練習した方がイイね。」
と、教えてもらいました。なるほど~。

 ちなみにどんな風だったか、写真を撮ってみました。

 ▲これは、焼き上がってすぐの写真です。厚さが2cmほどあります。


 ▲そして、これが冷めた生地を少しカットしたところ。厚さが1cm弱まで下がったの、分かりますか?



 ▲そして、出来あがったのがコチラ。
 上が米粉で、下が小麦粉(薄力粉)で作ったロールケーキです。
 同じ天板で、同量の卵&粉類を使って焼いたのに厚さに違いがあるの、分かりますよね。(ズームや皿のサイズが違うので下の方が小さく見えますが、巻きの長さは同じです)

 米粉のケーキはもっちり感が分かりやすくて美味しいです。
 もう少し慣れてから、シフォンケーキに挑戦したいと思います(^^)

米粉パン

2008年08月29日 | たべもの
 初めて米粉パンを作りました。

 今回は上新粉でなく、日清製粉が出している業務用の米粉ミックスを使っています。業務用のため、一般のHPでは内容物を公表していませんが、おそらく米粉に小麦グルテンをミックスしたタイプのものだと思います。
 生地はちょっとしっとりとしたゆるい感じなのに、白玉粉を扱う時のように表面はさらっとしています。
 そして、焼いてみると表面はパリッとして中はしっとり。
 米粉パンは「もちもち」ってよく言うけど、もっちりという感じよりふんわり、の方が似合う食感でした。(←焼きたてはふんわりだったけど、冷めたらもっちりになりました^^)
 香りは確かにお米!
 まず、あんぱんを食べてみたのですが、米の香りでバターの香りが消えちゃうのでいつものあんぱんを想像すると物足りない気がしました。逆に、ブールやリュスティックみたいなのの方が、こんがりした香りとシンプルな味が引き立つので良いかな~と思いました。次は、食パンを焼こう♪
 しかし、好奇心で焼いてみたものの食べなれた小麦粉の方が美味しく感じる上、価格がまだ米粉のほうが高いのよねぇ…。うちは小麦アレルギーも無いから、安くならないとそんなに頻繁には使わないかもしれません。

 ところで米粉を買った時、一緒に「ケーキ用米粉」というのを買いました。
 隣には上新粉もあり「同じ米100%なのに、なんで用途別になってるか」が分からずにお店の人に聞いたら、粉の挽き方が違うそうで。ケーキ用は粉が細かいんですって。
 そして、米粉は細かいゆえにダマにならないため、ケーキを焼く時に粉ふるいをかける必要が無いのです。嬉しい♪
 米粉でケーキを焼く時は、まずロールケーキから焼いてみて下さい、と教えられました。なぜそんなことを言われたのかは、焼いてみてよーく分かりました。
 米粉ケーキの話はまた、次の機会に書きますね。

妖怪フェスティバルinドーム

2008年08月26日 | おでかけ
 先日紹介したチケットを握りしめ、長男+お友達のkzくんを連れて妖怪フェスティバルinドームへ行って来ました。

 会場へ入ると、ドームの中は薄暗くしてあります。まずはお土産物が目に入るのであまり怖い雰囲気ではありませんが、まずは人気アトラクションのホラーハウス「あきら」へ向かいました。
 会場内は撮影禁止の場所がとても多く、アトラクション内は全て撮影禁止になっていたのでホラーハウスの様子の写真もありません。ちょっと残念。

 さて、ホラーハウス。
 久しぶりで面白かった~(^o^) でも、子供の頃ほど怖いと思わないね、やっぱり。
 このアトラクションは1000円なんだけど、「この規模でこの値段で、この人数入ってたら売り上げすごいなぁ」とか思っちゃう自分が悲しかったりします。
 でもね、ストーリー性があって、しかもお化け達がすっごく上手くて迫力はありました!「バイトじゃなくて劇団に頼んでねーか!?」というくらいの演技力で、おどかされた瞬間はかなり怖かった(>_<)
 実はうちの長男もkzくんも「お化け屋敷」なるものに入った事がありません。
 確かに、最近お化け屋敷って見かけなくなってますね。
 2人は人生初のお化け屋敷に興味がある様子なんだけど、入る前は別に騒ぐわけでもなく「お化け屋敷ってどんなんやろう?」と言う程度。
 入っても「うわっ」とか「かーちゃん、先に行けばええやん」と言う程度だし仏頂面だしで、そんなに面白くなかったのかな?と思ったの。
 そしたらねー、出て数歩歩いたらkzくんが「あのさー、俺、足ががくがくして振るえとんのやけど。こんなとこ来やんかったら良かったわ。」と言った(笑)やっぱり怖かったんや~♪
 その後「俺はもう、絶対に他のアトラクションには入らん!」と言ってたくせに、率先して3Dホラームービーのチケット買ってるkzくんには参った。
 長男のほうはと言えば、「怖かったなぁ」と言う程度で、別に可愛げが無い。「くっそー、どうせならもっと怖がれ!」と思ってたら、さっきお風呂を上がってから「かーちゃん、ボク1人で風呂に入っとったら妖怪フェスティバルのこと思い出してさぁ。怖くなって窓閉めた。」と申しておりました。わはは~。

 というわけで、子どもを怖がらせることにまんまと成功したわけですが、それは置いても展示はかなり楽しいものでした。


 妖怪と言えばこの人、の、水木しげるの版画や鬼太郎アニメの原画、荒俣宏や京極夏彦のコレクション。
 そしてすごかったのが江戸時代に描かれた百鬼夜行の絵巻物の展示や妖怪関係の絵画、版画、陶器、根付、工芸品に着物や帯まで妖怪尽くし♪
 版画はビックリするぐらい美しく、惚れ惚れしました。
 あと、人魚、雷獣、件(くだん)のミイラや竜の頭の骨とかもありました。眉唾、って感じもしますがオカルト番組に出てきそうなものの実物を見れてちょっと感激でした。
 本当はもっとじーっくり見たいところだったけど、2人の「帰ろう」コールにあってそんなに落ち着いては見れませんでした。ちょっと残念。

 お昼ごはんも「この中の食べ物じゃなくてマックにでも行こうよ」と言われ、ココで食べる事が出来たのはこれだけ。

 目玉にスプーンを刺す時に一瞬躊躇するんだけど、食べたら意外に美味しかった。
 そして、家でその話をしてたら「子供よりアンタが楽しんで来たんかい」と言われた。そーですとも、ワタクシが見たくて行ったんですとも。悪いかよ。

 美味しいといえば、せっかくドームまで行ったので出来町通りの芳光に寄ってきました。
 ココはわらび餅が有名で、食べてみたいのだけれど夏は無いんだから仕方が無い…。
 今まで前を通るだけで入った事がなかったんだけど、とても雰囲気の良いお店でした。おまけに干菓子とか付けてくれるのがまた嬉しかったりして♪
 横で長男がうるさいのでわが家には生菓子を8種買い、kzくんは水羊羹を買ってました。
 家に帰ってさっそくいただくことに。

▲準備中ナリ。

 一応2人にポットの湯でお茶を点てさせたりしてます。

 これは葛焼。なんでこんなにキレイなんだ。
 お菓子はどれも美味しかったんだけど、ワタクシと長男が気に入ったのは薯藷まんじゅうでした。超好み!

あと1週間

2008年08月24日 | せいかつ
 夏休みもあと1週間。
 思えば、昨年の長男は素直だった…。夏休みの宿題を、お盆までにはほぼ済ませてました。
 それが今年はだーらだら。
 自由研究が終わっちゃいねぇ(ーー;)

 今日は市内のドッジボール大会、火曜は妖怪フェスティバル、水曜はドッジボールの打ち上げ、、、など今週の予定はぎっしり。
 なのに一昨日、作りかけだった風力発電の模型を落っことしてプロペラは割るわモーターの溶接のところを折るわ、散々なことに。
 自由研究、どうすんじゃー!

 …と思ってたのですが、渡りに船とはこのことです。
 実はその前日に問い合わせた川越電力館、昨日が親子教室として「風力発電機をつくろう」だったのです。
 もちろん、即、申し込みしてありました。



 なんてラッキーな(涙)。
 風力発電を子供向けに分かりやすく説明してくれるだけでなく、模型用のモーターまでいただけました。
 一応「自由研究でこのテーマをする人は、このまま出しちゃいけませんよ。でも、これを加工してあればオッケーだから、是非このモーターを使ってやってくださいね」と釘を刺されましたが、長男にんまり。
 どうやらこの教室に来たことで、突破口が開けたらしい。

 ふっ、こんなギリギリのヤツに助け舟を出しちまうなんて、まだまだワタクシも甘いな…と思ったら、今日会った男の子達が口を揃えて「自由研究、やってねぇ~!」と言ってたのを聞き、「この年頃の男の子はそんなもんなのか?」と思い直しましたとも。
 なんでもいいけど、早く終わって母を安心させてくれ。