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北大ボートblog

北大ボート部部員によるほぼ定期更新ブログ。

「勇気」とは  「怖さ」を知ることッ!  「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!

2018-11-28 13:51:17 | 日記

こんにちは、二年目の細川です。

先週から全ミをトレセンで行ってます。

先週は新歓の話がスタートしたり、プレゼンの時間を設けようなど新しい話がたくさんありました。

さて、最後に1時間程度話し合いの時間を設けましたね。

 

上の画像のような話を皆にはしてもらいました。シーズンを終えて、自分、そして部の理想と現状を比較して、まず、「足りないもの」を自覚してもらい、これからの部活への意識を改めて作っていってもらうのが目的でした。

と言ったつもりなのですが、後日、いらっしゃることができなかった監督陣に話し合いの様子を報告した際に、同期から「僕は、この話し合いの目的がまだよくわからないですが、どのように考えているか教えてほしいです。」と言われました。

うーんとなりました。自分としては当然部を作るために必要だと思う事も別の人からすれば、あまりそう感じれなかったりする。話し合いは部屋のメンバーごとに行ったのですが、内容も部屋それぞれでした。こう、「意識」とかの話より、方法論とか手段の話が中心になるという感じです(それは大事ですが)。この話し合いの前々日には同期の全学男子で来年に向けて話し合いもしたのですが、その時もかみ合わない感じでした。結構自分だけがなんか苦しんでいる話し合いでした(苦笑)。それを経ての話し合いだったので自分自身はよりすっきりして話せました。

そこに前述の同期からの言葉です。改めて、来年のためにどうして話し合ったのか、どういうことが必要なのか考えました。かなり時間はかかりましたが、以下アンサー(絶対的ではない)です。


 

1つ目は単純に改めてこれまでの自分の活動(特に新人戦)をみんなで振り返るというのがあります。とはいっても{体力が・技術が・パワーが・駆け引きが}足りなかったというのは簡単で(もちろん自覚は大事)、少し薄いなと自分は感じます。

んじゃあお前はどういうことを話したの?1番部屋の話の様子です。

細:(細の夢は戸田の6杯並べで一番にゴールテープを切ること。できればエイトで、より高いステージで、ストペアで)なんだけど、新人戦で京大、関西と並んで500過ぎから離されていくときに、絶対ここ前出るという感じになれなかった。どちらかというと前にいる艇に意識がいっていた。夢を果たすには、1番になる自信や元気?みたいなものが足りんのかなと。そのために強くならんといかん。個人としても部としても

伊:(伊の夢は南極に行くことで、それが回ってインカレで優勝すること)自分は考えが甘かった。絶対に勝つつもりで行ったんだけど、こういったらキレるかもだけど前に3杯いる状況に満足みたいなのを感じている自分がいた・・・・

力が抜けたとか出せなかったとかそういう話ではなかったのです(たぶん伊藤も)。確実に全力を尽くしたのだと思います。だけど見えない艇に意識を持って行って、かつ前に出る、それにはただ頑張るとかだけじゃなく一つ上のメンタリティがないといけないのだと感じました。

「勇気」とは

「怖さ」を知ることッ!

「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!

これは「ジョジョの奇妙な冒険」の中に出てくるセリフです。曰く、巨大な敵に立ち向かうノミは「勇気」ではない。「怖さ」を知り、「恐怖」を我が物にして初めて勇気となると。

僕は次のレースでは、見えるものではなく見えない敵を追う勇気を見せれるようになりたい。

皆、怖さを知り、恐怖を我が物にする準備はできたでしょうか。ノミでおわるのみの漕手人生にはなりたくない。

 


スポーツはよいもの、一致団結全員の溶け合った闘志がなければ、体力があろうと、道具があろうと、漕法があろうとたちまち破綻をきたす。切り札がもし在りとすればその闘志のほかにはない。ひとつに溶け合った闘志ーこれこそ何物にも換え難い宝物である。各員の小我は共同の目的を持つ全体にまで拡大する。自我の拡大によって生じた大我が共同の目的に向い渾然一体の闘志を燃やすとき人間にできないことがあろうか。-堀内寿郎 (北大漕艇部五十年史より抜粋)


 二つ目は小我を出してぶつかって拡大して大我を作るためです。これは艇庫の踊り場にある堀内寿郎さんの言葉(上記)が一番表していると思います。長い文なので省略しようかとも思いましたが、どの言葉も読めば読むほど大事に感じられ、省略はできませんでした。

 何に乗るにせよ、小我の殻にこもっていては大我(≠全体主義)は生まれないのだろうなと思います。そのうちで計画だ、目標だといってもしゃあないのかもしれないと思う。(対校の大きさというのはある種大我の大きさなんだろうなと思います。)

 小我(夢とか自分の思いとか)を出し合い、大我(部としての理想とか、Be One Engine!のEngine的なイメージ)を作っていく場を作っていきたかったわけです。


 こういうことをしていくために、また話し合いを積み重ねていくのだと思います。大我を作るには時間がかかるかもしれませんが。

 

長くなりました。伝わる文章は書けたのだろうか…笑。一人でもなんか伝わればいいなと思います。感想、意見等お寄せください。

それでは。

Be One Engine!

 追記:横山のブログ読んだのですが共感した。楽しいって大事だよね。あとなんでこの部活をしているかを考える事も。強くなる楽しさとかをこの冬練で感じたいもんです、自分も。

 

 

 

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ボート部を応援してます! (線型代数学で23点を叩き出した男)
2018-12-03 21:29:35
毎朝早くから起きて常に全力を尽くす姿、ほんとに尊敬します!お互い冬に成長していきましょう!!!つらいンゴ!!!
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私はセンターの数II Bで36点でした。 (ホソカワ)
2018-12-07 16:51:24
コメントありがとうございます!
応援を力に 。
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