島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

火の首池

2016-03-20 09:43:13 | 雑談・その他
中山ダムからちょっとだけ歩いて市街地方面へ戻る。
道路脇にバス停を見つけたのだが(表紙写真)、地名がちょっと妙だ。
「火の首」なにか謂れがありそうだが、図書館によって調べて来るのを忘れた。
まあ、また後日調べるとして、道路から見下ろした先に池が見える。

「火の首池」という名前だ。
自然の池を灌漑用に人工的に作り替えたように見える。
上から見下ろしていると、オオバンが見えた。
カモっぽい姿も見えるので、坂を下りて池に近づいてみる。

上からは見えなかったが、木陰にマガモが隠れていた。
手前を泳いでいるのは「バン」か?
ハシビロガモっぽい見た目のカモもいるが色合いがどうも変だ。
交雑種か合鴨かも知れない。
とりあえず一通り撮影もすんだので帰ろうと歩き始めると、入れ違いに鳥見(バーダー)の方が登ってきた。
地元の方のフィールドだったのか~。
荒らした気はさらさら無いが、他人のフィールドに土足で入ってしまった気がして妙に気が引ける。
(まあ、特に何か言われたわけでもないが、引け目を感じてしまう。w)
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子々川浄水場

2016-03-18 13:22:55 | 雑談・その他
中山ダムの上から下を見下ろしてみると、すぐ下に建物が見えます。(表紙写真)
この建物が「子々川(ししがわ)浄水場」です。
時津町の主な水源である西海川・中山ダム及び久留里(くるり)ダムを原水として1日に約9000tの水道水を供給する施設です。
時津町にはあまり大きな川がなく、水不足は町が抱える大きな問題です。
郊外型の大型店舗が進出し、それに合わせて人口も増えていますが、問題は大きくなるばかりです。


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中山ダムで観察できた野鳥

2016-03-18 12:47:13 | 野鳥
かなり間が空いてしまいましたが、時津の実家に帰省してた時の話に戻ります。
中山ダムをぐるりと一周して、観察できた野鳥を報告します。
まずは、オシドリ。

いないだろうと思っていました。
ダム周辺を歩いていると、聞いたことのある鳴き声が・・・。
「ウソだろ?」と半信半疑で歩いていると、どうやら道の下にいるらしい。
むこうも、こっちの気配を感じたらしくダムの真ん中に逃げて行く!
「キジも鳴かずば打たれまい」じゃないですが、木陰に隠れていれば姿も見えなかったのに、わざわざを身を晒してくれるとは。w

他には「カルガモ」です。
カルガモは留鳥だそうなので、普段から居着いている奴かも知れません。

あとは「マガモ」。
カモの仲間ではこれらの種類が見られました。
その他では「オオバン」と「ジョウビタキの雌」、「キセキレイ」などがいました。
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帰島しました。

2016-03-17 16:07:01 | Weblog
お昼過ぎに島原半島へ帰島し、先程雲仙まで帰ってきました。
いや~非常に疲れた。ww
予定よりも少し早い帰島です。
熊本であと一カ所寄る予定を切り上げてきました。
お隣の熊本はいつでも行けるし。
今回の報告は、ネタがなくなってきた頃に追々記載します。
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お知らせ

2016-03-14 08:00:58 | Weblog
本日より暫くの間島原半島を離れます。
今日は熊本で研修なのですが、何故かその後が連休の勤務表になっており、折角なのでリフレッシュ&後学のため遠出したいと思います。
木曜に帰ってきて、金曜には事務所勤務なので、その時に更新できるかと思います。
それでは、いってきます!
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中山ダム

2016-03-12 11:57:01 | 雑談・その他
串山地方散策は一旦終了です。
気が向けば再訪する事もあると思います。
さて、ここからは前回実家のある時津町に帰った時の話になります。
まずは「中山ダム」。
伊木力のダムに立ち寄って、「フクロウ」を観察できた事からダム繋がりで何か観察できないかと出掛けました。w
やはりダム周りは自然が多いですね。

中山ダムは、時津町の子々川(ししがわ)水系にある重力式コンクリートダムです。
ダムの奥には広場があります。

中学生の時、この場所まで遠足に来た記憶があります。
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ミサゴ

2016-03-11 12:51:02 | 野鳥
津波見海岸でウミウやイソヒヨドリを撮影していると、鳶とは違う猛禽類が飛んでいるのを見つけました。
撮影しようと頑張った成果が表紙の写真です。(センターを外し、ややピントが甘い)
「ミサゴ」が何か足に餌を捕まえています。
飛んでいた猛禽類は「ミサゴ」でした。
島原半島では鳶の次くらいに見ることが出来る猛禽類です。
ミサゴは、全国で繁殖する留鳥です。
猛禽類には珍しく魚食を専門とするタカの仲間です。
海岸や大きな川、湖に住み、水面の上空を飛び回って獲物を探します。
獲物を見つけると低空飛翔で狙いをつけ、頭を下げて脚を前に突き出し、鋭い爪のある大きな足指を水に突っ込んで捕らえます。
そのため脚部が発達し、羽毛でよく防水されているなど、魚食に適応しています。
人気の無い海岸の岩棚、水辺に近い大木の上などに営巣します。
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青い鳥

2016-03-11 12:32:47 | 野鳥
串山地方散策も一区切りを終え、最後にカツオドリみたいな野鳥が撮影できないかと、津波見の海岸を再び訪れました。
まずは「ウミウ」です。(表紙写真)
潮の満ち引きの関係で、前回より少し大きめに撮影することが出来ました。
続いて、海岸の岩の上を飛び回っていた、

「イソヒヨドリ(雄)」です。
以前、イソヒヨドリの雌をアップした時(2月13日記事)に『イソヒヨドリは青いという先入観』と書きましたが、写真を見ていただくとその先入観も納得してもらえるものと思います。
お腹は赤いですが、背面は青いです。
まさに青い鳥ですが、今のところ幸運を運んできた実感はありません。
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雲仙市歴史資料館 南串山展示館

2016-03-07 09:14:47 | 観光・施設
T字路を矢印が指している右へ向います。
幼稚園児にしつこく「どこ行くと~?」と声を掛けられながら暫く歩いて行くと、やっと見つけました。(表紙写真)
敷地内に入ると、敷地はどうやら民家と隣接しているようです。

この黄色の建物が資料館になります。
館内での写真撮影は控えましたが、資料館の方が案内して下さいました。
ある程度歴史をかじった方でないと理解が追いつかない部分もありますが、非常に興味深いお話を伺う事が出来ます。
串山地方が南と北に分かれたのは、支配する領地が大きすぎたためとか。(今思えば、何故北串が小浜町に編入されたのかも聞いておけば良かった。)
元々、資料館の広い敷地も元は領主さんのお屋敷だった場所だとか。
古地図と現在の位置関係の比較なんかも興味を引かれました。

敷地内には高台があって、そこは堤になっています。
昔はここから田や畑に必要な水を引き込んでいたようです。

堤からの景色です。
権力者はやはり良い土地に住んでいますなあ~。w
雲仙市ホームページ;南串山展示館
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南串山町のキリシタン墓碑(3基)

2016-03-06 14:08:53 | 歴史・史跡
雲仙市立南串第一小学校を過ぎるとすぐ目の前に見えた。
なにやら解説板があるが、あれがキリシタン墓碑か。

長崎県の指定文化財「南串山町のキリシタン墓碑(3基)」だ。
『この墓碑は、慶長の頃(1606~1612年)、あるキリシタンを祀ったものである。
 はじめ、池崎地区の畑の中にあったものを、いつの頃か定かではないが、昭和の初め竹下義巳氏家庭の池のほとりに移されたものという。
 墓碑は三基あり、それは支石形に組まれ、上の一基は平庵型で長さ130cm・高さ24cm・幅57cmあり正面軸面に「里阿(りあ)ん」、右側面に「慶長十一年」、左側面に「九月三日」と刻んである支石となっている。
 二基のひとつに「慶長十七年六月二十七日」、他のひとつの側面に「慶長十一年」と刻んであるが、これが貴重な文化財であることから昭和二年十一月八日、長崎県文化財(24)に指定された。
 以来、風化を案じて今日に至り、ここに県の協力をうけ現在地に移転安置したものである。
一九七八年九月二十日 南串山町教育委員会』
文化財に指定された年も古いですし、南串山町が雲仙市に合併する前の物だ。
古びて字は薄くなっていますが、文字ははっきりと読める解説板でした。

キリシタン墓碑から登る事少し。
T字路に突き当たりました。
案内板は右を指しています。
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