島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

大接近

2008-01-17 14:43:49 | 野鳥
距離にして約3メートル!
目の前にいるのを撮影しました!
ジョウビタキのメスです。
暫く目の前の枝にとまって、キョロキョロとあたりを見回していました。
かわいいですね。
お腹のオレンジ色が薄かったり、翼の白斑が小さかったり、頭が銀髪じゃなかったりとオスとはちょっと違っていました。

最近の暖冬と打って変わって、昨日今日とかなり寒くなっています。
今朝の気温は0度、お昼になっても2度までしか上がっていません。
風が非常に冷たく、外に出ると鼻が痛いです。
事務所裏の手洗い場の水道が・・・凍結しました。(お昼になって解凍されました。あな、おそろしや)
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眉山の植物

2008-01-16 11:29:36 | 植物
昨日休みを利用して、運動不足解消のために眉山に登ってきました。
大変天気が良く、清々しい登山をすることが出来ました。

今日ご紹介する植物は「ネズミモチ」です。
暖地の山地に生え、高さ6~8mになるモクセイ科の常緑小高木です。
写真に写っている黒紫色の果実がネズミの糞に似ていて、葉がモチノキに似ていることからこの名前がつきました。
公園や生け垣などにもよく植えられており、私達の身近にあるはずの植物なのですが、その地味さからあまり注目されていません。
眉山では時々見かけることができますが、垂木台地ではあまり見ない植物です。(私が見落としているだけかも知れませんが・・・。)
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命名「岩ぼうろ」

2008-01-14 11:49:20 | 気象
昨日の閉館後に撮影した一枚です。
平成新山は、昨日の日中はずっと雲の中に隠れていました。
閉館後「さあ帰ろうか」と外に出ると雲がなくなっており、お山が姿を現していました。
水蒸気の白さも混ざって分かりにくいですが、溶岩ドームが白くなっているのが分かりますか?
降雪はなかったので、雪とは考えられません。
昨日の垂木台地の気温は3~4度でした。おそらく平成新山では0度を下回っていたでしょう。
風も強く吹いており、雲の流れも速かったです。
その雲が氷点下の平成新山にぶつかって水蒸気が凍りついてしまったのではないでしょうか。
木々にこの現象が起きると樹氷や霧氷と呼ばれており、雲仙の霧氷は有名です。
雲仙では霧氷のことを「花ぼうろ」と呼んでいます。
そこで勝手に「岩ぼうろ」と命名しましたが、いかがでしょうか?
今朝もまだこの「岩ぼうろ」若干残っていますが、とても天気が良いのでいつまで見られるか分かりません。
またこのような現象が見られるということは、それほど溶岩ドームの熱が冷めてきている証拠でしょうね。
ちなみにお山の下をきれいに区切っているのは当センターの屋根だったりします。
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春にむけて

2008-01-13 11:46:12 | Weblog
アオモジの黄葉が散ってしまうとすぐに丸い花芽が目立つようになりました。
アオモジは春先に葉よりも先に花を咲かせる植物なので、もうすでに花芽の準備をしています。
来月のイベントの企画や今月のたるき新聞のネタ探しのために去年の2月の業務日誌を見てみると、去年は2月15日にウグイスの初鳴きを聞いていました。
「!」と閃いて「予想しよう企画第2弾! ウグイスの初鳴きを予想しよう!」を一瞬考えました。
しかし、よく考えると彼らは囀る前に囀りの練習(ホーホケやケキョといった完全な囀りではない)をするので、人によって聞き方に違いが出てくるなあと思い、ボツにしました。

まだもう少し寒い時期が続きますが、植物や動物たちはすでに春に向けての準備をしています。
私たちもこたつや暖房の前に居座らずに、新しい春の兆しを探しに出掛けましょう!
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枯れ草色

2008-01-12 14:29:30 | 雑談・その他
年末年始の雪や昨日の雨などで垂木台地周辺に残っていた紅葉があっという間に散ってしまい、一気に枯れ草色へと変貌しました。
特にアオモジの葉っぱがキレイに落葉してしまい、春先に咲く花芽の他は何もないつんつるてんの状態になりました。
朝の気温は9度ありまだ暖かかったのですが、午後になると風が強くなり気温も下がってきました。
こんな日は鳥の姿もほとんどなく、撮影もできませんでした。
厚い雲が垂れ込め、お山の姿も見えません。
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本日の垂木台地

2008-01-11 13:26:35 | 雑談・その他
三日ほどお正月休みをいただいていました。
その間、実家に帰ってのんびりと寝正月を過ごしてきました。
世間はすでに平日でしたが・・・。
いつからでしょうか。
お正月が子供の頃と比べると短くなったように感じます。
昔は三日まではもちろんのこと、五日とか七日ごろまではお正月気分を満喫していたように思います。
すれ違う車にもほとんどしめ飾りはありませんでした。
携帯電話やパソコンなどの通信機器・電子機器が充実して、世の中便利になりました。
しかし、それに伴ってのんびりしたり、休息することが出来ない世の中になったように思います。

さて、本日の垂木台地です。
朝から雨が降っています。
久しぶりの雨空に「雨の日ってこんなに暗かったけな~?」と恨めしげに呟いたりしています。
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モズ

2008-01-07 13:35:30 | 野鳥
思わず「かわいい~」と年甲斐もなく口走ってしまった一枚です。
写真に写っている鳥は「モズ」です。
園内のカラスザンショウの実を食べに来たところです。
「モズ」は園内でも結構見られるのですが、まだブログには登場していなかったのですね。意外です。
「モズ」は、北海道から九州の明るい林や人里に生息する、スズメ目モズ科の留鳥です。
小さくてかわいい鳥ですが、その外見とは裏腹に獰猛な猛禽です。
バッタやカエル、ネズミなども食し、獲物を木の枝やトゲに刺しておく「モズのはやにえ」は有名です。
前世でホトトギスから沓(くつ)を買ったモズが代金を払わなかったので、それからホトトギスが来ると隠れるようになったという伝説に基づく話があり、これを「モズの草茎(くさぐき)」と言います。
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ツグミ・・・と思われます。

2008-01-06 11:50:02 | 野鳥
手前の枝に隠れていますが「ツグミ」・・・と思われます。
またしてもカメラの性能に助けられました。
何枚か撮影したもののうちで一番良さそうなものを切り抜いて拡大しました。
眉班や胸の模様などからおそらく「ツグミ」で間違いないと思います。
「ツグミ」は冬鳥として全国に飛来するスズメ目ツグミ科の鳥です。
田畑や芝生など開けた場所で、足をそろえて地上をピョンピョンと飛び跳ねるように歩いては、胸をそらせたポーズで立ち止まる仕草が特徴です。
「ツグミ」は昔、かすみ網で大量に捕獲され、焼き鳥としてお店に出されていたという悲しい過去があります。
その後、鳥獣保護法によりかすみ網の使用・販売・所持が禁止されることになりますが、現在でも密猟は跡を絶ちません。
動植物を守ることが、我々人間が住みよい自然環境を作ることに繋がると思います。
人間の都合だけでひとつの種を滅ぼしてよいのか、その結果が自分たちにどのように降りかかってくるのか、よく考えてみましょう。
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シロハラ

2008-01-05 11:56:06 | 野鳥
カメラの性能に助けられました。
最大の画像に最大の光学ズームでこんなに大きく引き伸ばしてもはっきりと写っていました。
スズメ目ツグミ科の冬鳥「シロハラ」です。
園内のゴミ拾いと点検を兼ねて毎朝歩き回っています。
なにかしらに遭遇する機会も多いので、最近カメラを携えて歩くようになり、撮影できた一枚です。
林の縁を何かがガサゴソと動き回っており、「イノシシにしては小さいな~、ウサギかな?」とカメラを構えたまま動きを止めて待っているとひょっこり現れてくれました。
「シロハラ」の名前はお腹が白いことからつきました。
ガサゴソと動き回っていたのは、林床の落ち葉をくちばしではね除けながら餌となる昆虫やミミズを探していたからです。
今までは「キョロロロロ」と鳴いて逃げ出す声ばかりだったのですが、ようやくそのお姿を拝見することができました。

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本日の平成新山

2008-01-04 15:06:20 | Weblog
平成新山に積もった雪はまだ残っていますが、園内の雪はほとんど溶けてしまいました。
園内のあちこちに見られた製作者不明の雪だるま達もたちまちのうちに姿を消してしまいました。
垂木台地を散策してきましたが、草葉の陰になっているところを除いて、残雪はありませんでした。
鳥の姿も少なく、帰省客と思われる人間の声ばかりが聞こえてきます。
元日は雪に見舞われましたが、残り2日は結構な人手でした。
そろそろUターンラッシュで人の姿が少なくなるかと思いましたが、6日 日曜日まで休みの方も多いようです。
来週から仕事始めだったり、学校が始まったりと忙しくなります。
今のうちに気分をリフレッシュして、新しい一年に備えましょう!
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