島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

眉山の植物

2007-10-26 10:39:38 | 植物
今朝の垂木台地は雲に覆われ、辺り一面真っ白な世界です。
気温は18度あり、そこまで寒くはありません。
さて、本日紹介する植物「イヌホオズキ」は、世界の温帯から熱帯にかけて広く分布しています。
日本にも古い時代に畑の雑草として入ったと考えられているナス科の1年草です。
よく似たものに「アメリカイヌホオズキ」があります。
本種とは花の色が薄紫がかったり、花弁が反り返っていないなどの相違点があります。
「イヌ(役に立たない、食用にならないの意)」の名前を冠しているように「イヌホオズキ」は全草に毒を持っています。
ニュースで毒キノコや植物の根っこを間違って食し、中毒を起こす事件がよく流れます。
日本人には魚介類や野草の類いを食してきた歴史があるため、そういった習慣が抜けないのでしょう。
しかし、食用の同定は素人には難しいものです。あまり無闇矢鱈にその辺のものを口にするのは控えましょう。
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