島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

門脇神社

2013-02-08 11:28:00 | 南島原
昨日の深江埋蔵博物館のすぐ隣に真新しい鳥居があります。
入ってみました。

天気が良ければ背景に平成新山が見えます。
ここは門脇神社です。
去年みたいな初詣で巡りをするつもりはありませんが、何故か引っ張られます。
入り口に由来がありましたので、記しておきます。
「水原神社;主祭神は、水や肥料を司る水波能命(みずはのめのみこと)であるが、大野木場地区近隣では門脇神社、かどわきさんと呼ばれ親しまれていました。平清盛の弟である門脇中納言 教盛(のりもり)が壇ノ浦の敗戦後、安徳村に逃れ大野木場赤松谷に隠れ住み、農夫となって一生を終えた。
没後霊を慰めるために、神社を建立したとの言い伝えである。これより1.5km上流、赤松谷の裾野地区住民の命の水が湧出するほとりに鎮座されていたが、平成3年8月普賢岳噴火災害により被災(御神体は住民によって避難)、神殿は埋め尽くされ砂防ダムの内に埋没、湧水は涸れてしまいました。
43名の尊い命を奪った噴火災害であったが、当地区では1名の犠牲者もなく、ご支援頂いた全国の皆さんに復興の姿を見ていただけるのも、氏神様のご加護と信じています。
平島家ご遺族の用地提供を得、住民一体となって再建運動に取り組み、地区内外多くの皆様の協力のもとに18年ぶりに再建、平成21年12月12日御地に鎮座されました。
末永く地域の鎮守様として崇められることを祈念するものである。」
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 深江埋蔵文化財・噴火災害資料館 | トップ | キカラスウリ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

南島原」カテゴリの最新記事