島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ナンキンナナカマド

2013-05-22 13:16:36 | 植物
雲仙のあざみ谷には「ナナカマド」がありますが、原生沼で観察したこちらは「ナンキンナナカマド」です。
ナンキンナナカマドは、山地に生えるバラ科の落葉低木です。
ナナカマドよりも小さいので、「コバノナナカマド」の別名があります。
ナナカマドは樹高が6~7mになるのに対し、こちらは2mほどにしかなりません。
葉っぱのつき方が“羽状複葉”をしているので、ウルシ科の植物を疑ってしまいますが、ナナカマドの仲間でかぶれることはありません。
葉柄のつけ根にある托葉(先生は「ヒレ」と呼んでいました。)で、ナナカマドかナンキンナナカマドかを見分けるそうです。
花期は5月で、丁度花が咲いていました。

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