島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

愛野町日吉(ひえ)神社

2011-07-03 13:40:19 | 歴史・史跡
加津佐町を散策したあと車を飛ばし、愛野町をウロウロしてみた。
すると表紙の面白そうな看板を見つけた。
ここは島原半島と諌早市森山町の境目、かろうじて雲仙市愛野町の「日吉(ひえ)神社」です。
例によって看板は消えかかり、手前の雑草で読めない。
「このあたりは小字を山王といい、地元の人は『山王様』と呼んでいます。
今から約一千二百年ほど前、淳和天皇の御代、近江の国(現在の滋賀県あたり)の坂本村(山王山)山王日吉神社より大山昨神(おおやまくいのかみ)の分霊をこの山に移し、温泉山満明寺の守護神として祀りました。
土地の人は天然痘の神様としても崇めています。
この前の道路は古くは島原街道と呼ばれ、諌早方面から島原半島への玄関口にあたり重要な所でした。
島原藩主は代々この日吉神社を尊崇され、参勤交代などで出入りする時には必ず旅装を整え参拝されたといいます。」
神社には100段以上ある石段を登っていくと、

小さな祠が、巨大な岩と生い茂る緑に包まれて、ひっそりと訪れる人を迎えてくれます。

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする