島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ろくべえどん

2009-11-15 11:35:15 | 観光・施設
昨日、久しぶりにジオパークのガイド養成講座に参加してきました。
今日のブログはそのことを更新しようと思っていたのです、が!
デジカメからパソコンに画像データを移そうとしたところ・・・?
データが空?
昨日、講座終了後に事務局のスタッフへデータを渡した時にご親切にデータを消去して返却してくれたようです。(がっくり)
連絡しようにも今日は日曜日で事務局はお休み。
改めて後日更新したいと思います。

そこで取り置きしておいた写真から、「ろくべえどん」をご紹介します。
深江町の国道を走っているとそこここで見かけることができます。
非常に愛らしい人形ですが、かなりの知恵者だったらしいです。
1792年島原大変肥後迷惑の際、折からの飢饉にも見舞われ食べる物に困っていた頃のお話しです。
深江村の知恵者だった名主の六兵衛さんが、さつまいもを粉にし、うどん状にしたものをだし汁で食べる方法を考え出しました。
当時の食料難を乗り切ったと伝えられる、この食べ物を「ろくべえ」と名付け、郷土料理として今でも親しまれています。
そして、このろくべえどんの人形が見つめる先には、

平成噴火の時に土石流で埋まってしまった家々があります。
(ちょっと目の前の木々が生長していますが)
コメント
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