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島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

高森町紀行-高森町観光案内所

2015-03-28 14:30:25 | 観光・施設
流石に9年も同じところで働いていると、荷物が尋常じゃないくらいの量になっています。
「何故こんなものが?」といった物もたくさん出てきます。w
あと2,3回往復すれば、全部の荷物が運べそうです。
さて、話を高森町観光に戻しまして。
そろそろお昼も終わりそうな時間になってきたので、南阿蘇ビジターセンターに向かいます。
と、その前に広場が見えたので、立ち寄って写真撮影することにしました。

『月廻り公園』というそうです。
山の上に雲がかかっているように見えますが、一部は噴煙です。
阿蘇の中岳が現在噴火中なのはご存知かと思います。
※阿蘇山は現在噴火警戒レベル2の火口周辺規制がかかっています。
風向きによって火山灰が降りそそぐ地域が変わるそうですが、ほとんどが高森町に降ってくるそうです。
確かに風が強いと灰色の砂みたいなのが巻き上がります。
それから3月13日の近況報告にも書きましたとおり、南阿蘇ビジターセンターにて職員やボランティアの方々と色々なお話をさせて頂きました。
勉強になりましたし、色々と私自身が考えさせられることもありました。
あまり長居して、お仕事の邪魔をしては申し訳ないので、お暇することにしました。
時間はあるので、高森町の観光に出掛けようと考えました。
ビジターセンターまで来る間に「高森湧水トンネル公園」の看板を見かけていたので、行ってみることにします。
が、道が分からない。
どうも駅前の小さな路地に入り込んで、道に迷ってしまったようです。
仕方ないので、目に入ってきた「観光案内所」の看板の方へ向かいます。
少し離れた空き地に車を停めて、「高森町観光案内所」に着きました。

どうやら地元のバス停と併設されているようです。
中には物産も販売していました。
帰り際と思われる職員の方に声をかけて、高森湧水トンネル公園への行き方と高森町の観光名所を尋ねました。
「どんな所が?」と聞かれたので、「歴史が好きなので、史跡や文化財なんかあれば」と答えると2つほど推薦して下さいました。
情報と地図と資料を手に入れて、まずは高森湧水トンネル公園に向かいます。
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カトリック雲仙教会

2015-03-15 11:50:59 | 観光・施設
良い写真が撮れませんでした。
札の原地区には雲仙唯一の「雲仙小学校」があります。
以前は中学校も併設していましたが、生徒数減少により現在雲仙の中学生は小浜まで通っています。

右を行けば国道57号線を小浜方面へ進みますが、少しだけ左に寄り道します。
寄り道した先には、カトリック雲仙教会があります。

キリスト教徒の迫害とか、殉教の話は不慣れなので、教会の前にあった看板から記載します。
「1627年から1632年まで雲仙地獄は英雄的な殉教の舞台であった。
 松倉豊後守重政の命令によって、島原・深江・有家・有馬・口之津の主だった信者達が雲仙で拷問を受け、三十余人が英雄的な殉教を遂げた。
 長崎奉行竹中采女正も五人の宣教師と六十人以上のキリシタンを棄教させるべく、長崎から雲仙に護送し筆舌に尽くし難い拷問をくわえた。
 アントニオ石田神父等五人の宣教師は長時間その拷問に耐えた後、長崎に戻され西坂で火あぶりの殉教を遂げた。彼等五人は1867年に列福され、殉教地としての雲仙の名は全世界に知られた。
 禁教令下に於ける幾多のキリシタンと殉教者達の血潮に染まった信仰の聖地ここ雲仙に彼等の遺徳を称えるための教会建設を熱望するカトリック信者の長い間の願いは、終戦までの時局の影響によって実現しなかったが、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の歴史的訪問ご来県を機に実現した。
 福者アントニオ石田とその他の殉教者達に捧げられたこの教会は、信仰の証人たちが護送された殉教への道の傍らである札の原に建てられている。 1981年6月15日 小浜町雲仙札の原 カトリック雲仙教会」
現在でも5月に雲仙地獄の殉教碑に九州各地の信徒が集まり、殉教祭を行っています。
今年で雲仙在住も十年になろうかというのに、私はまだ一度も見たことがありません。
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雲仙温泉観光協会

2015-03-04 13:41:26 | 観光・施設
気付けば昨日は「ひな祭り」だったのですね。
折角の休日でしたが、生憎の雨で丸一日潰してしまいました。
休みの日1日だけ雨降るってあんまりです。
さて、少しだけ雲仙地獄から離れます。
表紙の写真は雲仙温泉街にある「雲仙温泉観光協会」の建物です。
雲仙で観光に迷ったら、まずここを訪れてください。
雲仙で宿泊に困ったら、まずここを訪れてください。
私達でもある程度の観光の案内は出来ますが、『餅は餅屋』の言葉どおり、専門に任せた方が無難です。
私達は宿泊機関とそこまで深い繋がりがあるわけではないので、宿泊先の斡旋は出来ません。
雲仙の建物は赤い屋根に白い壁と、外観が統一されていますが、この三角屋根2つが連なった姿は独特です。
入口にはゴルフボールをくわえたカラスの石像があったりします。(観光協会の方に聞いてみると面白い話が聞けます。)
以下に観光協会のホームページにリンクを貼っておきます。
雲仙温泉観光協会
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長崎県立総合運動公園

2015-02-08 09:37:51 | 観光・施設
先日、諌早市にある運動公園に行ってきました。
正式名称は「長崎県立総合運動公園」って言うんですね、知らなかった~。w
長崎県で生まれ育った私ですが、立ち寄ったのは初めてです。
スポーツといえば小学生の頃に通ったスイミングくらいなので、最も縁遠い場所でした。
昭和44年に開催された第24回国民体育大会のメイン会場として建設された総合公園です。
昨年開催された長崎国体でもメイン会場であり、数年前にリニューアルされました。
園内にはジョギングしている人の姿や、親子で散歩に訪れている人の姿が見られました。
以下に公式のホームページへのリンクを貼ります。
長崎県立総合運動公園
特に何かしらの競技が開催されていなかったので、メインの会場には入れませんでしたが、周辺をぐるりと散策して見ることにしました。
“公園”と名前がついているだけに芝生広場や子供たちが遊べる遊具なども置いてあります。
周辺はヤブツバキやアカガシの木などが植えてあり、「苦労せずにドングリ(アカガシ)が拾えるな」と独語していました。w

そんな中で片隅に置かれた石碑を見つけたのですが、
「長崎県立総合運動公園敷地の内旧競馬場跡地及び旧種畜場跡地(10万平方メートル)は、昭和33年(西暦1958年)諌早家から諌早市に寄贈されたものを昭和41年(西暦1966年)長崎県に寄附されたものであります。
ここに永く後世に伝えます。 昭和54年3月建立 諌早市」
へぇ~そんな歴史があったのか~。
伊佐早は元々諌早家が治めた城下町だったのでそんな歴史も残っているんですね。
ぐるっと競技場周辺を一周して駐車場に戻ってきました。
すると、駐車場と国道を挟んだ向かいに(写真が悪いですが)、

壁に「スポーツクラブ内村」と・・・。

体操金メダリスト内村航平選手の実家がやっているスポーツクラブってここだったのか!!
目の前の国道なんて、何回通ったか分からないくらい通っているのに全っ然気付かなかった!!
ここ最近で一番の発見でした。
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有馬キリシタン遺産記念館

2015-01-28 11:30:10 | 観光・施設
昨日の朝、起きてから「天気が良ければ絹笠山に久しぶりに登ろうかな。」と思い立ちました。
歯を磨きながら窓から外を見ると、どんよりと曇っており、一部には霧も発生していました。
「これは山頂まで行っても何も見えないな。」と判断し、二度寝しました。
これだけだと、単なるおじさんの休日です。w
そこで、お昼から島原半島の南半分に出掛けることにしました。
口之津、加津佐、有家、あちこち走り回ったのですが、火曜日や水曜日は休みの所が多いです。
そんな中、リニューアルしてから一度も訪れていなかった「有馬キリシタン遺産記念館」に立ち寄りました。

旧名称を「原城文化センター」と言い、その頃は何度か訪れました。
昨年、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録を目指して、改修・リニューアルオープンしました。
入館料は無料です。
館内の撮影はNGだったので、外観の写真しかありません。
現在、「南蛮文化と平成遣欧少年使節のロザリオ展」が開催されています。
展示室が入口入ってすぐに左右に分れているので、見学の際はどちらか見落としがないようにご注意下さい。
ベースの展示物は文化センターだった頃と変わりませんが、企画展の蒔絵を施された箱や、平成の遣欧少年使節がローマ法王から拝受したロザリオなどは見物です。
企画展は2月1日まで開催されていますが、木曜日が休館になります。
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吾妻平木場線道路公園

2015-01-12 11:41:16 | 観光・施設
良い天気が続く、島原半島です。
日差しは暖かいのですが、風が冷たいです。
朝の園内巡視を行っていると、久しぶりにトビが飛んでいる姿を見ました。
強く吹く風にふらふらと、非常に飛びにくそうでした。

ここは「吾妻平木場線道路公園」です。
国道251号線、雲仙市吾妻町の諌早湾干拓堤防道路へ入る道の入口に整備されました。
表紙の写真の一番左にみえるカーブが堤防道路へ入る道です。
なかなか良い公園です。
ベンチとトイレがあって、観察会などの昼食を摂る場所にもってこいです。
マイクロくらいのバスなら停められそうですし。
ただ、夏と冬は駄目だな。
日を遮るものはないし、吹きっさらしだし。
春・秋の何かの観察会で使えそうです。
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南串山町文化センター

2014-12-27 15:12:32 | 観光・施設
はてさて、ちょっとだけ時間を遡ります。
お休みの日に、南串山町と口之津町に出掛けました。
南串山町は、2005年に周辺6町と合併し、現在は雲仙市になっています。
雲仙市では一番南端の町です。
雲仙からは割りと近いのですが、何故かあまり訪れない場所です。
国道251号線から少し入った所に、表紙写真の「南串山町文化センター」があります。
実はここだけは5年前の2009年に一度だけ訪れた事があります。

その時は何か分からなかったらしく、ブログにも掲載していませんね。
建物は昔の小学校の校舎を利用しています。
中に「ふるさと資料館」があるようなのですが、どうやったら見学できるのでしょう?
雲仙市に問い合わせようかと思ったのですが、昨日で仕事納めじゃないか!
しかも九連休!?
年明けにはもう忘れているかも。
※今回は散策のために車を置かせてもらいに寄りました。
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唐比温泉センター閉館

2014-12-07 09:13:33 | 観光・施設
諌早市の文化財で、森山町にあるのは「唐比のくり舟」だけを残しています。
唐比温泉センターの敷地内にあるので、慶師野から唐比へ車を走らせました。
と、ここで衝撃の事実が!!
「閉館のご案内」!
「九月三十日で、経営見直しのため当分の間閉館致します。」
Oh~No~!(思わず英語でリアクションw)
え?当分の間って?
再開することもあるかも知れないってこと?
え?お風呂は?入れないの?
再開するにしても、メンテナンスなしじゃあ給湯施設はダメになるでしょ?
え?「唐比のくり舟」は?
どこにあるの?
場所を移して、どこかで展示するの?
色んな「?」が頭の中で次々に浮かび上がってきます。
以前、温泉ジオツアーでお世話になったこととか、思い出もあります。

2013年12月14日に開催した「温泉ジオツアー」。
古びてはいましたが、風情があってとても良い温泉センターでした。
今後、再開することはあるのでしょうか。
そして、文化財の行方はいかに!?
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諌早市森山郷土資料館

2014-12-06 11:33:09 | 観光・施設
河上神社から慶師野へ戻ってきました。
二反田川に沿って上井牟田へ登る道の手前に「諌早市森山郷土資料館」があります。
え?写真が「商工会」の建物じゃないか!?
はい、左の建物は「諌早市商工会」の建物ですが、右の建物が「諌早市森山郷土資料館」になります。
収蔵品のほとんどは町民の各家庭からの寄贈品で約230点、資料約200点が展示されています。
以前“みそ五郎の石”などの伝承について調べに行ったのですが、そういったものはありませんでした。
どちらかと言えば、森山町の農村の歴史や生活の伝承といったところが主な目的のようでした。
私的に興味深かったのは、上井牟田は昔沼沢地で、そこに二反田川を作って排水し、稲作が出来るようにした歴史でした。
山の中に何故こんなに広い稲作地があるのか不思議でしたが、合点がいきました。
ちなみに資料館にお越しの際は、隣りの商工会まで申し出て見学してください。
土・日・祝祭日・年末年始は見学できないようです。
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唐比展望公園

2014-11-20 18:13:43 | 観光・施設
昨日アップする予定だった記事です。
3枚の写真がアップデートできずに、急遽「センターの女帝」に記事を差し替えました。

休みの日ごとに諌早市森山町を訪問しているような気がします。
今回訪れたのは「唐比展望公園」です。
以前から名前は知っていたのですが、至る道がまったく分からずにいました。
今回、ようやく道を見つけましたが、軽自動車でも離合できないような狭いうえに急な坂道でした。
天気がいまいちでしたが、晴れていれば絶景の展望を楽しめます。

島原半島、普賢岳方向ですが、平成新山などは雲の中に隠れています。

もう少し南の橘湾です。
「春から秋までは季節の花が咲き、芝生広場では草スキーを親子で楽しんだり、バーベキューをするグループも見かけます。
家族連れやグループで爽やかなひとときが過ごせるスポットです。」(もりやま散策マップ より)
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