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事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

うまい店ピンポイント 2020年初春篇 函太郎

2020-01-05 | 食・レシピ

鈴木屋篇はこちら

ああお正月が終わってしまう。娘も帰ってしまう。そんなとき妻は思いきった行動に出る。

「お寿司を食べましょう?」

函太郎が酒田に出店してからのルーティン。わたしはお昼から酒が飲めるし、娘も飲める。ああうちの娘がこんなに酒好きだったなんて。誰の血だ<(_ _)>

「でもすごく混んでるはず」

ということで午後3時に入店。いいの。酒を飲むためならいくらお腹がすいても大丈夫(アル中だから)。

作戦成功。まったく待たずに席に着ける。タッチパネルになっているのにびっくり。この業界の進化は止まらない。で、その結果どうなったかというと、お店がやたらに静かになっている(笑)

「引っ込み思案の人には最高よね」

まったくだ。引っ込み思案の最高峰であるわたし(ほんとよ)にとって最高のシステムです。

わたしの妻はマツコ・デラックスの信奉者なので、あの人が番組で推奨していたというフライドポテトをいきなり。子どもか。にしても、マツコの番組に出るくらいメジャーな存在だったのか函太郎。

「貝を頼む」

わたしはホッキ貝が大好き。裏読みは許さない。好きったら好き。でもお正月なので市場が休んでいる影響からか、貝はホッキ貝しか選択できない。残念。

生ビールにつづいて熱燗を2本いただき(ここは本当に熱燗なの。温燗なんて認めないわたしにはOK)、満足。

そして正月が終わる。

 「いち」篇につづく

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「インド倶楽部の謎」 有栖川有栖著 講談社

2020-01-05 | ミステリ

有栖川有栖ほどミステリというジャンルに意識的な人もめずらしいわけで、だからエラリー・クイーンの国名シリーズへの久しぶりのオマージュも、本格の味をむしろ薄めて勝負に来ている。火村准教授と作家アリスのふたりを、神戸という街を徘徊させることの方が主眼みたい。

未来が書かれているとされるインドからの“葉”には、ある人物の死ぬ日が書いてあり、そしてほぼそのとおりの日にその人物は殺される。予言は的中したのか……火村の推理には笑ってしまいましたが、なるほど魅力的な謎。

しかし読み進めるにつれ、その殺された人物の異様さがあからさまになって、な展開。あとがきに、意図的に火村の長篇を増やしたいとか、毎回スタイルを変えていきたいとか、意識的にもほどというものが(笑)。ああもう新作も出ているのか。早く読みたいよぉ。

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