事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

庄内を究める~正午 & 庄内映画事情PART8 松ヶ岡開墾場

2009-10-28 | まち歩き

090223_departure   今井繁三郎美術収蔵館特集はこちら

庄内映画事情PART7~宇宙戦艦ヤマトはこちら

松ヶ岡開墾場に移動。ここは本来、庄内藩士が養蚕などで開墾した歴史を展示する場所で、息子や娘を連れて学年PTAの行事として訪れたことがあった。ところが、今やすっかり庄内映画村関係のイベント会場と化している。わたしにとってはラッキーな話。おまけにその日は、なんと「おくりびと」のオスカー像まで展示されているとか!

参加したみんなにとっては、まあ普通の見学なのかもしれないけれど、港座の関係者としては心穏やかではいられない。だから500円の入場料がかかる庄内映画村資料館をみんながスルーするけれど、わたしは気合いをこめて見学した。

満足したー。いきなり「おくりびと」の棺が展示してあって、受付のお姉さんが「いかがです?入ってみると縁起がいいとか」ほんとですか(笑)

山形スクリーム」「蝉しぐれ」そして「ジャンゴ」の展示がメインなので、確かに映画ファン以外にはしんどいのかも。でも、小道具のすみにさりげなくタランティーノのサインがかましてあったりするのだ。これで喜ばない方がどうかしている。

そしてオスカー像。みんなで話してたんだけど、どう考えてもナマで見ることってもうないんじゃないか。

「日本人でアカデミー賞とった人ってあとは誰がいるの?」

もてる知識を総動員。

「えーっとぉ、黒澤明は名誉賞だよな。坂本龍一も『シェルタリング・スカイ』だかでとったはず。ワダエミが衣装で……あとは短篇とかアニメとか……あ!確かナンシー梅木って人が助演女優賞をとったはずだよ!」

……誰も彼女のことを知らないので(実はわたしもその人の作品を見ていないっす)、どんだけオタクなのかとあきれられてしまいました。

それはともかくオスカー像。となりに、それと同じ重さのお米が置いてあったので持ちあげてみる。約4㎏。重いってこりゃ!その過激な重さにも、満足満足。

次回は庄内映画村オープンセット

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする