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市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

庄内映画事情PART7~宇宙戦艦ヤマト

2009-10-03 | 映画

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キムタク・古代進で初の実写版ヤマト発進!10月3日7時52分配信 サンケイスポーツ

 日本SFアニメの名作「宇宙戦艦ヤマト」が初めて実写映画化され、SMAPの木村拓哉(36)が主人公の古代進を演じることが2日、分かった。題名は「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(山崎貴監督)で来年12月に公開。日本映画で本格的に宇宙を描くのは史上初だ。ヒロイン役には沢尻エリカ(23)が内定していたが、“解雇騒動”の余波で黒木メイサ(21)に“交代”した。

 1970年代から80年代に一大ブームを呼んだ人気アニメが、ついに実写化される。製作のTBSによると約5年前から実写化構想がスタート。主演にキムタク、監督に「ALWAYS 三丁目の夕日」を大ヒットさせた山崎貴氏(45)を配し、原作となる74年のテレビアニメ第1作の企画者、西崎義展氏(74)の許可も得て“夢”が実現した。

……ふう。ようやくネタにしてもいいことになったんだね。しかしこの映画化をフライング覚悟でとりあげるのは勇気がいった。だってよく考えてみてよ。

「『宇宙戦艦ヤマト』が実写映画化される。古代進は木村拓哉」

誰が信用するだろう(笑)。しかも思いっきり箝口令がしかれていたので、飲み屋で大声で話していたら「ホリさん、その話は……」と注意されたりまでしたのだ。

 実はわたしは絶対にこの企画はつぶれると思っていた。だって、ヤマトが原作者松本零士の手を離れて(それがいけないと言っているんじゃないのよ)西崎義展の所有物のようになっていることには不思議な思いでいたし、いろいろと評判の人物だから映画化にかなりの横槍を入れてくることは自明。ついでにわたしはあのアニメが嫌いだしさ

 さて、監督が「ALWAYS」「BALLAD」の山崎貴なのは初耳。単なるコスチュームプレイにはならないだろうから朗報か。他のキャストは柳葉敏郎、堤真一(古代守)、高島礼子、橋爪功。徳川が西田敏行で沖田艦長が山崎努なのは完璧にイメージキャストか。デスラーは後日発表とか。わたしは豊川悦司しかいないと思うが。伊武雅刀で行くのはリスキーっすか。スネークマンショーつながりで宇宙空間を小林克也とふたりで「あーっ!」とか「い、痛い……」とかやってくれたらそれも一興だけどね。

 まあ、これだけのビッグプロジェクトを完遂するためには、変なスキャンダルがつきまとう女優を使うわけにはいかなかったということか。森雪を沢尻エリカというのはうまい配役だったと思うけどなあ。ある意味、“ありえないほどの美女”というコンセプトにはぴったりだったはず。

 え?どうして庄内映画事情で「宇宙戦艦ヤマト」なんだって?あ、そっちはまだ話しちゃいけないんすかっ!

PART8「庄内映画村資料館」につづく

コメント (6)
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