革島医院

-

写真は、外観。

麩屋町六角下がるにある閉院された医院で、戦前（1936年）にあめりか屋によって建てられた医院建築です。

アクセス

地下鉄東西線の京都市役所前駅で下車して改札を出て左へ。

地下街の突き当りまで進み、左手のゼスト8の階段から地上に出ます。

地上に出てすぐの麩屋町通左折。

そこから約450m、3つ目の交差点を過ぎた先の左手に、蔦に覆われた革島医院があります。

閉院されているので通常は非公開ですが、2022/11/11～11/13の京都モダン建築祭で医院部分が公開されました。

外観は左手が円錐屋根の先に風見鶏がある円柱の住居棟と、右手のハーフティンバーで三角屋根の医院棟からなります。

医院の玄関は右手の側面にあります。

玄関を入ると床や側面に泰山タイルが貼られています。

玄関を上がると左右に廊下が通っており、左手に薬局、左奥には2階への階段、正面右には水盤が設えてあり、右手が待合室になっています。

待合や玄関の上には船のような丸窓があります。

左右の廊下の正面奥の左手が診察室、右手が処置室。

廊下に出て右隣が手術室、さらに廊下沿いの右手はレントゲン室になっています。

階段を2階に上がると、廊下の左右に病室が並んでいます。

各部屋の天井が異なり、竿縁天井、格子状天井、市松模様の天井だったりします。

「京都のおすすめ」の総合索引へ