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2012 10/14の拝観報告1(大徳寺 本坊 曝凉展)


写真は、本坊の門前

今日は本来10/13午後の「東山区民ふれあい文化財鑑賞会」の内容ですが、やはりホットな話題は先にするべきでしょう。
10/14午前の拝観を掲載します。

今日は朝から発熱の次男と妻を残し、長男と2人で大徳寺へ行きました。

目的は皆さん御存じの、曝凉展です。
元々、そんなに書画に興味がある方ではないのですが、皆さんに触発されたのが3割、京都検定の向学のためが7割って感じで初参戦しました。

9:15頃に本坊に到着。
拝観料1300円を納めます。
内部は既になかなかの盛況でした。

やはり混むのは室中(しっちゅう:方丈表の真ん中の部屋)にある国宝 牧谿(もっけい)の ”観音猿鶴図”ですね。

意外に大きいんですね。
個人的には画がどうこうよりも、これをあの足利義満や今川家の太原雪斎(戦国時代好きには有名)が手にしていたと思うと感じいるものがありますね。

その他の書画も一通り観た後、またここに戻ってしまいました(笑)。

その頃にはさらに人波が・・・。

皆さんお好きなんですね。

本坊を後にして、帰る・・・はずもなく、続きでアソコへ!

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コメント ( 10 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
発見! (京極堂)
2012-10-15 00:13:42
午前10時半、やや出遅れた感があるが何とか大徳寺通へ。おやっ、やや痩せ気味で見るからに快活そうな男が、自転車の後ろに男の子を乗せ颯爽と現れた!一度しか会っていないが、間違いない、あの変なオーラを出す人は彼以外に…私は、思わず声を掛けた…可哀想に男の子は、自分の父親と挨拶を交わしている男が悪の一味とは知らず、笑顔を向けていた…嗚呼…
冗談はこれ位にして、本当に不思議ですね。あの時会わなかったら、今日は普通にすれ違っていただけのはず(笑)。
初参戦だったのですか。かく言う私もやっと2度目。この日は、例年は区民運動会なので、なかなか拝観は…今年は先週に開催されたので、フリーです。久々の曝凉展、今日の日を心待ちにしていました。
amaさま、図録買いました?私あれ買ってしまうと、少し安心して見る事が疎かになるんですよ。
実際、今日、現物を見て気づいた事がありました。「うわっ、目が四つ!」大応国師の頂相のお顔、描き直しなんですね、多分。劣化の為か、下に描き込められたものが、浮かび上がっているのです。図録でもしっかり写っているのですが、漠然と眺めていたようです。今日、気付きました。ヤッパリ本物を見る事は大事ですね(笑)。
高桐院の李唐画の落款の件、皆さん気にされていたようで、何処ですか?とお寺の方に聞かれる方が、チラホラ。もしかして、その中にこのブログでこの話題を見た方も?(笑)
 
 
 
京極堂さま (amadeus)
2012-10-15 00:31:57
こんばんは。

僕は一目で分かりましたよ。

>amaさま、図録買いました?
コメントをつぶさに読んで頂ければ分かるように、買っていません(笑)。

>あれ買ってしまうと、少し安心して見る事が疎かになる
景色でも同じですね。写真を撮ると悪い意味で安心するんでしょうね。

>李唐画の落款の件
話題の只中に居たというのに、確認していませんでした!
以降は気をつけます。
 
 
 
見つけられませんでした (2級のほう)
2012-10-15 05:58:55
あれだけの振りがあったので、これは行かねばと思い、京都のUSJに行ってきました。高桐院→本坊の順で、回りました。9:15くらいから1時間くらいいましたので、Amadeus様とはすれ違っていたかもしれませんね。隠し落款、あえて場所を調べずに行ったのですが見つけられませんでした。残念。本坊では、やはり牧谿の幽玄とした絵は存在感ありましたね。個人的には、後土御門天皇の宸筆を観れたのが嬉しかったです。大変な不遇をかこった天皇ですが、書には拙いながらも力強さがありました。やっぱり実際に観るのが一番ですね。無理して行って良かったです。
 
 
 
2級のほうさま (amadeus)
2012-10-15 09:01:39
とうとうデビューでしたか。

>後土御門天皇の宸筆
僕もこれは見ました。
後土御門天皇と言えば、応仁の乱の勃発ですね。
世の中がますます混沌としてきた時代背景ですね。

以前、在京都だった50代~121代天皇を覚えたと言いましたが、こういう時に少なくともその天皇の時代背景がわかるので便利ですね。
 
 
 
隠し落款 (WAN)
2012-10-15 11:33:20
以外と盛り上がりましたね。(笑)
実際、あの距離で見つけるのは至難のワザでしょう。因みに、奈良・大和文華館所有の国宝・帰牧図にも李迪の隠し落款があり、これも見つけるのは難しいです。まあ、展示施設なので、寄り近くで見られますから、高桐院よりは見つけやすいと思います。
ところで、私は今年は大徳寺を裏切り(笑)、兵庫県朝光寺の60年に一度の開帳に訪れました。
ところが、いざ行くと京都とは、なかなか離れることができない(笑)と実感することがありました。
なぜなら、開帳された二体の本尊の一つが、三十三間堂から移された千手観音だったのです。(これは、調査上確からしいです。)前日に、東山区のイベントに参加し、三十三間堂に訪れていたので本当に驚きました!その件を行くまで知らなかったので、本尊さんを見たときデジャヴュかなと思いましたから(笑)
何か御縁というものを感じた一日でした。
 
 
 
WANさま (amadeus)
2012-10-15 12:25:40
確率論からいえば、たくさんまわればそれだけそのような出来事も起こり得るのでしょうけれど、起こった側からすれば因縁めいたものを感じますね。
 
 
 
見た事があるかも! (京極堂)
2012-10-15 23:58:40
WANさんが、優先した仏様。三十三間堂のキーワードでピンときました!室町時代に一体だけ追補された観音様は、この代わりかとも言われている説がある観音様ですね。1999年の妙法院と三十三間堂展に出品されていたようです。あやふやな言い回しは、私が当時認識していなかったからです(笑)。先日、図録をめくっていたら、おやっ、と引っかかりましたが、勿論、間も無く忘却。WANさんのコメントで再び呼び覚まされました。こういう事があるので、図録集めは止められません。もう重度の病です(笑)。
 
 
 
京極堂さま (amadeus)
2012-10-16 00:05:08
仏像にもそんな歴史があるんですね。

深い話なので”前線”では付いていけませんが、”後方”から楽しませて頂いています。

 
 
 
 (WAN)
2012-10-16 00:22:11
となりました!京極堂さま有り難うございます。
確か京博で、三十三間堂展が開催されたときは、私は中高生ぐらいだったので全く知らないですが、図録は、以前妙法院を訪れたときに気に入ったので買いました。
今、確認するとありました!年上の方に失礼ですが、『さすがです』ね。展覧会に出品されていたんですね、盲点でした。ありがとうございました!
詳しくいうと、2000年が通常の60年に一度開帳で、今回は本堂落慶開帳でした。もう一体の本尊さんは、平安ぐらいの黒くなった千手さんでした。
 
 
 
こちらこそ、お世話になっています (京極堂)
2012-10-16 00:33:59
WANさん、お役にたてて光栄です(笑)。あの図録いいですね。色々なことを教えてくれます。当時、中高生ですか…世代の差を感じます(笑)。もう一つ教えてもらったこと、これからコメントします。
 
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