goo

京都市武道センター(旧武徳殿)

-
写真は、外観。

京都市武道センターは明治32年に松室重光が設計した武道場で、当初は武徳殿と言いました。
大正2年に玉座と車寄を亀岡末吉が増築しています。
重要文化財に指定されています。

アクセス
京阪の神宮丸太町駅で下車します。
2番出口から地上に出て右折します。
するとすぐに川端丸太町の交差点になるので、丸太町通へ右折します。
真っすぐに進み、熊野神社前の交差点を過ぎた2つ目の角(桜馬場通、川端丸太町から約700m)、を右折します。
約100m進んだ左手に京都市武道センターがあります。

通常は武道の競技に使われていますが、2022/11/11に京都モダン建築祭で内部が公開されました。

まずは外観。
全体的に千鳥破風や裳階の付いた、いわゆる寺院のような和風建築に見えます。
北側に増設された車寄せの唐破風の屋根も同様です。

正面となる南側から中に入ると、事情が違います。
和風建築なら天井を支える柱がいくつか建物の中央部辺りにあるはずです。
しかし中央を広く武道場に取り、裳階の部分を観覧席、北側を上段の玉座にして、柱が中央にありません。
これは天井を洋式トラスを用いた構造にしていたり、上から光が入るように窓を設けており、建築様式としては近代建築です。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 2023 7/22の... 2023 7/22の... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。