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2023 1/8の拝観報告(速水流 滌源居 初釜)

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写真は、奥庭の曲水の園。

3連休中日の日曜日。
この日から大相撲初場所の初日ですが、この日はメインイベントがありました。
昨年末から今年こそは速水流お家元の初釜に行きたいと思いましたが、
なかなか1人では行けませんw
そこで昨年も含めて過去に3回参加されている藪内流の先生の吉田さんにお声かけしたら、「1/8なら一緒に行けるよ」とのこと。
早速昨年末の募集時に2人で申し込みました。
速水流の初釜は1/8~1/14の7日間。
奇しくも初日。
10:00~と10:30~の2席がありましたが、1番最初の席は遠慮して10:30~にしました。

我々が参加した回は参加者7名。
男性は我々2人だけ。
もちろん吉田さんが御正客です(自動的に僕は次客になりますが)w

まず最初に広間で桜湯を頂いた後、8畳の滌源居(てきげんきょ)で、炭点前を。
今ではほとんど省略されるそうですが、こちらでは拝見出来るので貴重です。
またこれを拝見すると、毎回床の間に御香合がある理由が分かります。
御香合は月日貝。
表が赤で裏が白の2枚貝。
それだけでめでたい感じです。
そして赤い方を太陽に見立てて、太陽に住むと云われる烏、
白い方を月に見立てて、兎と書かれていました。

そして滌源居での濃茶席、3畳の清冲軒での薄茶席と広間での茶懐石を
10:00の組と10:30の組で別の席を同時進行で進めます。

10:30の組は、炭点前→薄茶席→茶懐石→濃茶席でした。
薄茶席の清冲軒は3畳の小間でL字型という本当に面白いお茶室でした。
こちらで今回はお家元の小3のお嬢さんが初点前して下さいました。
小3なのにテキパキされていて、関心しましたね。
かなりお稽古されたのでしょう。
こちらは3~4人しか入れないので、半分は曲水の園が見える待合で待ちました。

そして広間に戻って、茶懐石。
お汁、煮物や焼物も非常に美味しく、なかなかの量でしたw
千鳥はさすがにこのご時勢、お家元も杯は持参w
そもそも僕はお酒を普段全く飲まず飲酒そのものを楽しめないので、こういう時に申し訳ないなと思います。
そして白湯と香物で禅宗寺院のお斎のように、お椀をきれいにして頂きます。
最後はお約束の川端道喜の花びら餅。
これは知らないと驚きますね。
まずそもそもメッチャ大きい。
さらに中の白餡が水様なので、懐紙をハッシュポテトの袋のようにして頂かないと餡がこぼれますw

次に滌源居での濃茶席。
こちらももう各服点ですので、回すことはないです。
各服点になってから、1人当たりが頂く量が増えたようで、ちょっと胃もたれするようになりましたw
こちらでは家元が自ら7人分お点前して下さいました。
御正客が吉田さんなんで、お話も弾んで楽しかったですし、お勉強もさせて頂きました。

最後に広間に戻って福引。
僕が1番当たりのお家元の一行を頂きました。
「烏兎如流水」と書かれていました。

すべて丁寧にゆっくり進行するので、終わったのは15:00頃でした。
お家元を中心にお家の方々、お弟子さんらで非常に丁寧にもてなして下さり、非常に楽しい1日でした。

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