goo

観音寺 七本松


写真は、表門(百叩きの門)

 観音寺は丸太町七本松上がるにある浄土宗寺院で、
表門が伏見城の牢門を移築したもので「百叩きの門」と云われ、出水の七不思議の一つに数えられています。

アクセス
丸太町七本松のバス停で下車し、洛和会音羽病院のある七本松通を北上します。
七本松通を約200m進むと、左手にお寺が約200m連なります。
そこから約150m、5軒目のお寺が観音寺です。

室町時代に山名重氏が観音さまをお祀りし、千人堂と呼ばれました。
江戸時代初期に梅林が一条室町に観音寺を創建しましたが、1661年火災で類焼したのを機に、現地に移転しました。
その後も寛文の大火、天明の大火で焼失しては再建されました。

表門は前述のように伏見城の牢門を移築したものです。
罪人が釈放される際、再犯しないよう門前で百度、鞭で叩いたため「百叩きの門」と云われています。門の潜戸は風で鳴り、人の泣き声にも聞こえるとか。

表門を入ると正面に本堂、右手に庫裏、さらに右手奥に千人堂(観音堂)があります。
千人堂には伝快慶作の聖観世音菩薩像がお祀りされており、洛陽三十三か所観音第27番札所です。
千人堂の前には地蔵堂があり、よなき地蔵と云われています。

庫裏に入ってお声掛けすると御朱印を頂けますし、本堂にもお参り出来ます。
庫裏を入って左手へ。
途中の右手には枯山水の中庭があります。

本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。
右の脇壇には御位牌が、左の脇壇には内側から善導大師像、法然上人像、開山の梅林上人像がお祀りされています。
 

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 2024 3/23の... 2024 3/24の... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。