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松下真々庵1


写真は、門前。

南禅寺別荘群の1つ旧染谷寛治別邸で、今はPanasonicが所有する迎賓館です。

アクセス
地下鉄東西線の蹴上駅で下車し、出入口1から地上に出ます。
出て右へインクラインに沿って直進します。
約400mで南禅寺前の交差点に至ります。その交差点の右手前方の白川通を進みます。
約150m先、道なりに右に曲がった先の右手に、真々庵の兜門があります。

兜門を入ると石畳が左手奥に続きます。
右手の鉄砲垣の門から庭園に入りますが、まずは屋内へ。
石畳の左手奥に主屋の玄関があり、玄関上方の扁額には「真々庵」とあります。

玄関で記帳し、内部へ。
中に入ると大きなロビーがあり、大きな1枚ガラス越しに庭園の全景が見えます。
中央に池があり、右手前の川へと流れ出て行きます。
池の手前は芝生、周囲は松やもみじなどの植栽がありますが、いずれもそれほど高くありません。
なので池のある庭園中央から右手にかけては、背後に東山の借景がきれいに見えます。
一方、庭園の左手は高い杉の木立があり、下は白い砂利になっています。
木立の下でも白砂が光を反射するので、比較的明るい印象です。

ロビーでの20分ほどの説明の後、再び玄関から出て鉄砲垣から庭園に降ります。
階段を数段降り、川沿いの散策路へ。
白い散策路の両側はきれいな苔です。
川沿いをさかのぼり、池の右側へ。
途中にある中之島には五重の石塔があります。
さらに奥に進んだ右手には、琵琶湖疎水からの取水口、その脇には十三重塔があります。
この辺りは小川治兵衛が作庭した頃のまあまだそうです。
先に進むと階段を数段登り、小高くなります。
ここがちょうど池の反対側になります。
池越しに芝生や主屋が見えます。

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