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成願寺 花園


写真は、境内

花園、妙心寺の東側にある法華宗寺院です。

アクセス
JR花園駅で下車し、改札を出ます。
前の丸太町通を右へ進みます。
すると左前方に妙心寺の南総門に至る道が分岐するのでそちらに進みます。
進んだ突き当りが妙心寺の南総門ですが、その門前で右折します。
そこから約450m進んだ左手に、成願寺の表門があります。

成願寺は平安時代に菅原道真公を祀る7寺院の1つとして建立されました。
当時は神仏習合で “七保天満宮”としてお祀りされていたそうです。
時代を経て1度は荒廃しますが、江戸時代元禄年間に三井家により再興されました。

表門を入るとまっすぐに参道が伸びています。
左手に庫裏、参道先の左手に鐘楼、さらに先の右手に七保天満宮があります。
さらに参道を進んだ左手に奥書院、右手にプレハブの研修道場があり、こちらで空手教室をされているそうです。
参道先の木戸をくぐると、奥は墓地、左手に多宝塔の寂光殿、右手に本堂があります。

尾上松之助を偲ぶ会
2017年3/4の16:00~17:30まで成願寺の研修道場にて、明治~大正の歌舞伎役者、映画俳優の尾上松之助を偲ぶ会が行われました。
古い映像を2本観ました。
1つ目は大正10年に文部省主催の活動写真展覧会で「楠公訣別」の実演を行った際のもの。
当時の東宮(昭和天皇)が見学に来ておられるのが映っており、このフィルム自体が重要文化財に指定されています。
2つ目は大正15年に松之助が亡くなった際に堀川丸太町の自宅から大将軍にあった日活の撮影所まで葬列をした際の映像。
平日にもかかわらず、トンデモナイ数の人が押し寄せており、人気の高さが窺えます。
そしてその葬列の先頭に掲げられていたのが「日蓮法華」の旗で、これがこの成願寺に今もあるということで、今回こちらが会場になったそうです。

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