奥武島ハーリー その③

2009年06月02日 00時05分00秒 | 沖縄現地情報

旧暦5月4日(5月27日)は、「ハーリー」の日で、今年は、「奥武島ハーリー」へ行く。
始まった頃は、曇り空だったが、10時過ぎから、青空になり沖縄らしい日差しの中で競技は続く。
今年から始まった「クンケーラーシー」に感動した。
スタート地点とターンの中間地点で、一度船を転覆させてから、立て直し漕ぎ手達が海中から、ハーリーへ素早く乗りこむ。
そして、全員乗ったら、そこからまた漕いで競争する。
スリリングで、手に汗握る戦いに、岸辺の観客から感動の拍手が湧き起こった。
















勝った方は、負けた方の陣地へ船担ぎあげて、ドラをかき鳴らして勝利の舞をしに行く。負けた方は、櫂などで水をかけて応酬する様が面白い。




那覇ハーリーや糸満ハーレーとも違う、「奥武島ハーリー」を堪能させて頂いて大満足でした。

奥武島ハーリー その②

2009年06月01日 00時05分00秒 | 沖縄現地情報

旧暦5月4日(5月27日)は、「ハーリー」の日で、今年は、「奥武島(オウジマ)ハーリー」を見に行った。
小さな漁港で行われる「ハーリー」は、ほのぼのとした中に色んな「ハーリー」があり、初めて見る競争もあって面白かった。

「流れ船(三番バーリー)」は、漕ぎ手が浜から競泳して、船に乗り込みそこから漕ぎ始めて競争する。

▲<スタート直前>



▲<まだ足がついて海の中を走っている>





▲<船には、漕ぎ手以外に3名が既に乗っている>



ポイントは、①漕ぎ手が船に早く着くように泳ぐ②着いたら早く船に上がる③揃ったら早く漕ぐ。
逆転逆転が続き、スリリングで面白い。
終わって、帰って来る漕ぎ手に思わず拍手が上がったくらい興奮した。

競技中、港の突端では「御拝」の儀式が厳かに行われていた。

※その③へ続く。