ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

英国3つの庭園を巡る旅(16)スードリー城

2012-06-20 23:56:50 | 2012イギリス
5/27
文句なしの晴天。英国3つの庭園を巡る旅の最後のお庭はウインチコムのスードリー城。
10時半開店いや開城まで15分待ち。朝の早よから待ってるのは、もちろん、我々ツアーだけ。

キャサリン・パーとヘンリー8世?

スードリー城はヘンリー8世(テューダー朝のイングランド王1509年~1547年在位)の6番目の妻のキャサリン・パーが未亡人になってから住んでいたお城である。
のちのエリザベス1世(アン・ブーリンの娘)を養育するなど聡明で博識の王妃であった、
女たらしのヘンリー8世はカトリックでは離婚できないので、独自の英国国教会を作って、6人もの妻をとっかえひっかえ、そのうち2人の妻(アン・ブーリンとキャサリン・ハワード)を反逆罪などで処刑している。
添乗員のMさんはバスガイド兼務で、英国王室の歴代在位表を配ったり、歴史のことなどたくさん話してくれた。
私もイギリス映画は大好きなので、Mさんお勧めの「ブーリン家の姉妹」(アン・ブーリンがヘンリー8世の2番目の妻)「英国王のスピーチ」「プライドと偏見」「ミス・ポター」は全部見ていたので、話も面白かったな。
もっと昔、高校生の頃に見た「1000日のアン」も印象的な映画だった。

スードリー城には8つのお庭がある。崩れ落ちた15世紀の納屋の跡。

 


敷地の外の景色もいいね。




王妃の庭。バラがメインなのでまだちょっと花が寂しい。


小型のアリウム?


キレイに刈り込まれた大きなイチイの木

200年の間野ざらしで見捨てられていたが、そのあと修復されて復活した。
隅々まで手入れの行き届いた庭園で、気品があってさすが王妃の城。できうればバラの盛りに来たかったな。


 
スナップ写真比べ(笑)

 
 

セントメアリー教会。キャサリンが眠っています。

 



教会の前のキングサリ


シークレットガーデン


ツルで作られた大きなオブジェみたいなの(説明書きを読むとたぶんそんな内容だった)

制限時間が迫る中、汗をかきながら1人駆けずり回っていたら、同じツアーの人がこの奥に小さなお庭があって、キングサリが満開よ、って教えてくれた。
教えてもらわなかったら、あやうく見逃すところだった。友だち3人はここは知らなかったと言ってた。

      
↑クリックすると大きな画像





ノット(結び目)ガーデン


廃墟の上に木が生えて時の流れを感じる。


崩れ落ちた壁沿いに花が揺れていた。


壁の上のほうにも花が…こういうのも計算されて手入れされているのかも。

半日でもうろつける庭園を1時間でおしまい。
英国3つの庭園を巡る旅 2012年5/22~29
1出発2ベイクウェルの街3チャッツワース(1)4お土産(1)5チャッツワース(2)6リバプール7湖水地方(1)8湖水地方(2)9チェスター10ボドナントガーデン11ポントカサルテの水道橋とストラッドフォード・アポン・エイボン12お土産(2)13キンダーミンスター蒸気機関車14ボートン・オン・ザ・ウォーター15バイブリー&ブロードウェイ16スードリー城17ロンドン