ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

映画「ディアファミリー」

2024-07-02 18:07:00 | 映画

友だちが見に行って、わりとおもしろかったということで、字幕付き最終日の今日、朝いちばんだけ上映の近くのシネコンに駆け込みました。
何と観客約1名(わたし)
ほとんど内容も知らんかったけど、評価4.1だし、大泉洋は好きなほうだし。
心臓病の娘のために、自分の町工場で人工心臓を作ろうと奮闘するお父さん。
大泉洋がシリアスな父親役やってもなぁ。
なんか、イメージ違いで違和感ありあり。
しかし、人工心臓の実現にはほど遠く、その後、国産の心臓バルーンカテーテルを開発して黄綬褒章を受けるところで終わる。
実話だって。
ちなみに黄綬褒章は私の祖父ももらった。
人工心臓は目処がつかないけど、人工医療機器として、画期的に成功したのが人工内耳です。
途中は早送りしたいような辛気臭さもあったけど、終盤、意地悪大学教授に頭下げさせてスッキリ。
大泉洋の老け顔メーキャップも馴染んでいた。
ま、テレビ放映でよいかな、映画だった。
映画は広大な画面が出てきて、アクションかサスペンスがよいなぁ。

映画「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」

2024-06-13 17:23:00 | 映画


お久しぶりの実に1年ぶりの映画館。
イギリス映画でロードムービーでヒューマンドラマときたら、もう見るしかない!

老夫婦2人でイングランド南部に住むハロルド宛に北部のホスピスから手紙が来る。
かつての同僚の友人(女性)からお別れの手紙である。
返事を書いてポストの前に立つも、何を血迷ったか、その足でそのまま、400マイル北にあるホスピスの街を目指して歩き出す。
ただただひたすら何週間もかけて…
携帯は家に置いたまま、靴は履き慣れた皮の紐靴で、ポケットには財布とカード(途中でカードも自宅に送り返す)
何度か妻に電話するも、足が傷だらけになっても歩く意思は固く、道半ばで倒れて一夜の宿を借りたり、ニュースになって巡礼もどきの行列にされたり。
少しずつ、ハロルドの家庭の状況もわかってきて、まあ、皆んな切ない人生ですが、最後、ガラスのペンダントや、バケツの水やら、駅の反射光やらが天井にキラキラするのが救われます。
それにしても、やっぱりイギリスって曇り空ばっかり。
丘も街もどんよりくすんでいる。
私が旅行したときはほぼ晴れていたので緑の英国の印象しかないけれど、初秋の彼の地は寂しいんだろうな。

妻役の女優(ペネロープウィルトン)さん、どっかでよく見た顔だなぁと思って調べたら、ドラマ「ダウントンアビー」の大叔母さん(マギースミス)の親友のイザベル役でしょっちゅう出てたのね。

午前中は薄曇りだったのて、藤森神社に寄り道。こちらも12年ぶりで、紫陽花園は昨年リニューアルされたのかスッカスカになっていた。
それでもカメラ構えて1時間。

DVD上映会

2023-12-15 15:56:00 | 映画

難聴サークルの年に1回の映画を見よう会。
今年は横浜流星の「線は、僕を描く」
家族を亡くして失意の日々を送る大学生が、たまたまのアルバイトで見た椿の水墨画に魅せられて、筆を持つようになる。
キャストに三浦友和とあり、どこに出てたんだろう?いぶかったまま、帰宅してから調べたら、
ゲッ!準主役の水墨画の大家の湖山先生やん。
えっ?えっ?えーっ!
私としたことが。
トヨエツとばかり思い込んでいた。トホホ。
ロケの多くは滋賀県で行われ、オープニングでの水墨画パフォーマンスは多賀神社、湖山先生の住まいは近江商人屋敷の外村邸(近江観光で訪れたことあり)、病院は甲賀市役所、その他立命館大学や成安造形大学、草津川跡地公園でロケされたそうだ。
墨の濃淡だけで表現して色を感じさせる水墨画、習ってみたいなぁ。

映画「怪物」

2023-06-17 13:42:00 | 映画

カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した「怪物」
近くで字幕付上映あったので見て来ました。
Yahooレビューを見たら、監督と脚本家の方向が一致してないとか、結局問題解決してないとか、内容が難しいとか…
で、迷っていたら、昨日サークルの仲間(かなりの映画通)がとっても面白かったからお勧め!と言われて、じゃ、見よっか。速攻。
面白かったー
こういう映画好きです。
前半は視点と時系列が前後してしっかり見てないとえ?え?になりそうなドキドキサスペンス風。
後半は2人の子役が草の中や雨の中走ったりの映像美が映画らしくて良かった。
安藤サクラ、演技がナチュラルでほんと上手いよなぁ。
何か問題おこしたら巻き込まれたらメディアと戦うのは容易でないし、何が真実なのか知りたいだけなのに、その真実さえ捉え方次第で変わってくるのが怖しい。
校長、最後だけええカッコすんなや。
けど「誰でもがなれる幸せが本当の幸せ」と言ってたっけ。
結局、様々な問題も全て未解決のまま、映画は終わる。
子どもの笑顔に希望を託して。
「小さな恋のメロディ」のように。

映画【丘の上の本屋さん】

2023-03-10 21:09:00 | 映画


サークル→映画→娘宅
3件やっつけ仕事。
大阪駅ステーションシネマから娘宅まで歩けるはずが、地上の大阪駅から阪急三番街に行くルートがわからず(Googleマップ使っても)ルクアとヨドバシの周りを同じところ行ったり来たり。
娘からの地図指示で歩道橋を渡りやっと抜け出せた。
歩き22分のところ45分もかかってしまった。
それにしても平日なのに人が多くて疲れた。都会には住めません。
この辺りは地下街を通るほうが行き先案内表示があってすんなり行けるって。
大阪駅の地下から阪急三番街に行けばいいんだからね。

さて、イタリア映画、ちいさな街の丘の上の古本屋に移民の男の子がやってきて、漫画を読みたそうにしている。
高齢の店主はお金は要らないからと毎日1冊ずつ漫画や読み物を貸してあげる。
ミッキーマウスの漫画、イソップ物語、星の王子さま、アンクル・トムの小屋、白鯨…
2人で感想を話し、また、違う本を貸してあげる。
隣りのカフェの親切で陽気な店員、馴染みの若い娘、古本といっしょに持ち込まれた古い日記…
少年にいちばん大事な本を与えて、店主は病に倒れる。
ドラマチックな出来事もなく淡々と古本屋の日々が流れていく。
最後のクレジットのあとに少年の後日談が出てくるかとずーっと見てたが、なんもなかく、イタリア語のクレジットが流れただけ。
ま、退屈といえば退屈。でも、少年に貸し与え本が世界中誰でも知ってる読み物なのが親しみを覚えた。

映画「ドリーム・ホース」

2023-01-21 14:46:00 | 映画


1/20午後は映画館へ。
映画はYahooのレビューを見て評価3.7以上で面白そうなのを選んで見に行く。

実話に基づく話はいつもながらに面白い。
英国ウェールズの片田舎で夫婦2人暮らし。
関節炎を患いテレビ三昧の夫に、スーパーのレジやパブで働いている主婦のジャン。
しょっちゅう近くに住む老いた両親の様子も見に行かねばならない。
誰かの娘、誰かの母、誰かの妻の役割でしかない自分の心が満たされず鬱屈している。
ある日、パブにやって来た元馬主の会計士の話を聞いて、競走馬を育てることを思いつく。
村人に呼びかけ共同組合を作り資金を調達しようと、パソコンでチラシを作ってみるが、印刷が横向きになったり、画像が切れたり、歪んだり。あるあるがリアル。
何とか資金を集めて、安い牝馬を買い、村外れに小屋を建て飼い始める。
種付して、産まれた子馬を夫婦2人で慈しんで育てた。
そして有名な調教師の居る牧場に預けてメキメキ力を付けるドリーム号。
トントン拍子に夢のレースに駆け上がって行くが…

昔、ディックフランシスの競馬小説にハマっていたことがあり、英国の競馬事情や競馬場の様子がわかりやすい。
彼の地は障害レースが多いのね。
みんなで肩組んでウェールズ国歌を歌い、英国ではなく、ウェールズという一つの国家だという意識が高い。
イギリス旅行に行ったとき、ウェールズに入るとウェールズ語が併記されていた。
共同馬主になった村人たちの個性や人生も面白く、レース場面はこちらまで手に汗をにぎってしまう。
エンドロールに実際の主人公2人の写真が映るが、これがまた出演者によく似ていてちょっと笑えた。
楽しくてほっこり元気になれる、これぞ映画!

映画「すずめの戸締り」

2022-12-03 19:38:54 | 映画

なんだか、見たい映画が次から次へ。
9月から6本目の映画。
1日1回の日本語字幕付上映はスクリーンが違うので、休日でも空いている。
上映後、後ろ席のほうで手話で話している人が居たので、目当てで見に来る人いるんだ。

前に習っていた水彩の先生が良かったと書いていたので、背景画を見るのが楽しみで見に行った。
全く予習していないので内容も把握してなかったけど、ストーリーもキャラももちろん美しい背景画も良かった。
こういう写実的な背景はたぶん、CGでこしらえてるんだろうね。

アニメって人物イメージが残りにくいんだけど、まだ、憶えています。

最近、よく地震が起こるのは、地中で大ミミズが暴れているからかな (笑)
どこかで扉が開いていて、閉じ師の兄ちゃんが閉じ込めに駆けずり回ってるのかしらん (笑)

声の出演がそうそうたるメンバーでした。聞き分けできないけど。


映画「ザリガニの鳴くところ」

2022-11-30 14:38:58 | 映画

これは絶対に見に行かなきゃ。
朝一番か夜遅いのしかなかったので、速攻、朝いちのに。

やっぱり、映画だねぇ。映像の力って大きく、湿地や沼の風景、鳥たちの鳴き声などが圧倒的に迫ってくる。

原作よりは映画のほうが記憶に残る分、だいたいは映画のほうが良かったりするけど、しかし、これは、やっぱり、原作のほうがいい。

両親兄弟と暮らした頃、虐げられた少女時代の湿地暮らしや、世間と隔絶してたった一人の思う人との幸せなとき、別れたのちの再びの孤独感。被告人となってからの裁判の経過など、原作はじっくり深く書き込んであった。

映画もなんか賞を取りそうな予感。


映画「ミセスハリスパリへ行く」

2022-11-27 20:08:00 | 映画


息子家族も娘家族も一宿一飯、朝いちばんに帰ったので、洗濯掃除布団干しのあと、午後は映画!
「ミセスハリスパリへ行く」
戦後数年後、ロンドンで働く中年の家政婦のミセスハリス、仕事先の裕福なマダムの家で見たディオールのドレスに魅了され、あれこれとお金工面してパリのディオールの店にドレスを買いに行く。
夢を叶えるために500ポンド持参で実行あるのみ。
労働者ストライキのパリ、ひょんなことからディオールの店のモデルと知り合い、オートクチュール招待客の席に座り、伯爵と夢みるようなデート。
伯爵の襟元のバラの花の香りをクンクンして「これはルイーズオディエね」と。
いくつもの山あり谷あり、良き人もええ加減な人も出てきて、庶民の心意気と人としての誇り、ストーリーが飽きない。
家政婦といえども、スタイル抜群、庶民の服でもセンスよいやん。
ロイヤルブルーのベレー帽帽に真っ白なテント型コート。
私的に今年いちばんに良かったナンバーワンの映画。
絶対おすすめ。

映画「チケットトゥパラダイス」

2022-11-18 15:06:35 | 映画

一人娘のスピード婚を阻止するためにはるばるバリ島まで駆け付けた元夫婦(ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ)。
行きの機内でもバリのホテルでも皮肉の応酬。

かつての美男美女スターとバリ島の南国の海。

肩凝らずになんの身構えもなくお気楽に楽しめた。

エンド画面、エッ?仕事はどうする?しばらくしたらまた皮肉の言い合いになりそうな(笑)