オーストリアとチェスキークルムロフの冬景色6日間
(2012/12/7~12)JTB旅物語
12/9 チェスキークルムロフの散策2時間といっても、旧市街の中心地まで往復30分かかるし、食事に半時間以上かかるし、結局、1時間もなかったわけ。
出発時刻の午後3時にバスに滑り込みセーフ。
が、1人旅の女性が待てども待てども戻ってこない。
エピソード編にも書いたけれど、結局、駐車場が真っ暗になる5時半まで2時間半待ったのち、バスは1人足りないまま出発した。
こんなに待つなら、お城のほうにも上れたのになぁ。
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2時間遅れで到着したウィーン、ツアーで唯一食事付のレストランで、ウィーン風カツレツのはずが、ただのポークステーキ?柔らかくて美味しかったけれど。
スープはオーストリア料理の「グリースノッケール」、中に小麦粉団子が沈んでいる。
アルティスホテルに入ったのはすでに10時、お風呂に入って寝るだけにはまいらぬ。
この2日間、勉強不足で、そこも行ってない、あれも見てないと、ずいぶん消化不良な観光だったから、最後の3日目ウィーン自由行動は何が何でもがんばって悔いなきよう、効率よく回らんと。
ベッドに腹ばいになりながら、Y子のガイドブック(自分では持っていかないのが何やら浅ましいが)2冊をよく読んで行動スケジュールを練った。
最低これとこれは押さえたい。そして、Y子に書き取らせて、何とかこのスケジュールをこなそう。
明日朝、添乗員さんに見てもらって、行けるかどうかチェックしてもらうつもり。
12/10朝 部屋の窓下の通り、トラムも走る主要道路である
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オーストリア最後の観光日、朝一番6時半に食堂へ。今度のホテルはちゃんとレストランの食卓に座れたよ。
固くて重い無発酵パンは自分で切り取るようになっていて、ちょっと酸味がありボソボソするし、私はあんまり美味しいと思わなかったので、ふつうのパンを食べていた。
観光はトラム(路面電車)に乗って回るので、添乗員からの指示通りに、朝一番にタバコ屋さんにチケットを買いに行った。
ついでにそばのスーパーにも入って、オーストリア定番お菓子や雑貨を少し買って。
生鮮食品など豊富で値段も高くない。
1回券チケット
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9時にロビーで添乗員さんと待ち合わせ、10人ほどいっしょにまず、シェーンブルク宮殿へGO!
チケットはトラム・バス・地下鉄共通で1回券や24時間券がある。
車内で買うと少し割高になるので、タバコ屋さんや駅で買っておく。
1時間以内の乗り継ぎはOKで、最初に乗り込んだ駅や車内で日時の刻印をガチャン。
乗るときも乗ってからも検札もチェックも何もないので、無賃乗車してもわからんように思うけど、たまの検札で違反が見つかると200ユーロの罰金だそうだ。
私たちはたぶん、行きと帰りの2回だけで、あとはタクシー利用のつもりで、1回券2ユーロを2枚買ったが…
気軽に動いて撮れるように大きな一眼レフは止めて、カメラはミラーレス一眼のNEX-5とコンデジのみ。
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初めてのトラム、路線も行先もよくわからんので、とにかくみんな一緒に。
シュベルツェンベルクでトラムを降りて地下鉄U4線に乗り換え。え?え?ここどこ歩いてるんやろ。。。
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トラム&地下鉄で40分ほどでシェーンブルン宮殿に到着。
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青い芝生の代わりの真っ白な雪原が美しい。
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大きな画像
シェーンブルン宮殿は第一世界大戦までおよそ650年にわたって中欧を支配したハプスブルク家の王宮である。
歴史に疎くてもマリーテレジア、マリーアントワネット、皇妃エリザベートの名前は知っている。
チケットはすべての部屋を見られるグランドツアーと、2/3を見られるインペリアルツアー(10.5ユーロ)があり、短いのにした。
ここで添乗員さんと別れて、あとは2人で行動。
豪華絢爛の宮殿2階の見学に入る。内部は撮影禁止なので写真は撮れないが、中国人が何人か撮っていた。
昔はカメラ持っている観光客は日本人と言われていたけど、今はデカいカメラ持っているのはダントツ中国人。
入口で耳に当てて聞くオーディオガイド(料金込み)を借りることができ、日本語のを借りたら、この説明がゆっくりはっきりの日本語でとってもよくわかって重宝、冬季の朝早目だからか、内部見学も空いていた。
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「大ギャラリー」 買ってきた絵葉書をスキャン(キレイにスキャンできなくするガードがかけられてる?画像が変だ)
建物にしろ、部屋のしつらいにしろ、欧州は足し算の美学であり、日本は引き算の美学だとつくづく感じる。
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ここでもクリスマスマーケット開催
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小さい子どもたちも集団でお行儀よく歩いていた。
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宮殿の後ろに回ると丘の上に立つ建物「グロリエッテ」丘の上からの眺めがいいらしいけど、片道20分かかる。
クリスマスマーケーットはそこそこにして、次の見学へGO!
えーっと、次はオペラ座へ、地下鉄に乗って往路を戻る。
地下鉄の中で、ロマの女性が歌を歌っててチップください、と大道芸やってたが皆知らん顔。
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国立オペラ座
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Y子が行きたい希望の楽器グッズがそろっているオペラ座1階の音楽ショップ「アルカディア」を覘いて、外に出たら空模様が怪しくパラパラと冷たい雨が落ちてくる。
お次は、ウィーンのスイーツ、「ザッハトルテ」、着々とスケジュールをこなしていく。
グルメでない私だってこれは外せない。
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ザッハホテル、カフェの入口はホテル入口とは別の左側にある。
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入ったところで、コートを預ける。帰りにはちゃんと手数料(1ユーロ)取られた。ま、チップ感覚料金なんでしょう。
通りに面したテラス席はカジュアルな雰囲気で、奥のソファ席は重厚な感じ。
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ザッハトルテ(チョコレートケーキ)とお茶。
トルテもデーメルとザッハが本家争いしていたようだけど、ウィーンといえば、このお菓子ね、私でも知ってたくらいだもん。
どこの国にもでも本家元祖争いがあるのが可笑しい。
トルテの上に乗っているのが丸いのがザッハ、三角のがデーメルなんだって。
Y子は隣の外国人が飲んでいたコーヒーフロートみたいなのを頼みたかったけど、通じなかった。
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ここで、写真撮るのは当たり前なのか、ウェイトレスがにこやかに撮ってあげると言い、隣のドイツ人?も斜めの中国人も皆楽しそうに撮ってもらった。
ヨーロッパのお菓子は概して甘すぎるけれど、このトルテは程よい甘さで、生クリームも甘くなく後味すっきりたいへん美味しくいただきました。
時刻は午後1時。2人で19.6ユーロ。これがランチ代りだ。