ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

プリンター壊れ

2012-09-30 20:56:38 | パソコン&カメラ&スマホ

手振れピンボケもあるが、風に揺れる被写体ぶれもあり。
1週間あんなに秋晴れが続いたのに、中秋の名月は台風襲来である。

昨夕、プリンターインクが切れたので、新しいカートリッジを交換したら、ウウッ!「プリンタトラブルが発生しました」というエラーが出て、動かなくなった。取説見たら販売店にご相談くださいだって。
夫に文句言われるかと思ったら、「プリンタは消耗品、そんだけ使い倒したらもう寿命や」って。
いったい、いつに買ったのか、マイブログ検索したら、2006年6月で、6年以上使っているし、今まで故障ひとつせずに頑張ってくれたんだから、ホントに寿命かも。
どっちみち、5年以上過ぎた機種は部品がないので修理不能ということらしい。
幸いにも、会の冊子も印刷済んだばかりだし、今年は喪中なので、年賀状も作らんでええし、当分なくても大丈夫か。必要なら隣の義父のプリンタ使えるし。
ススキも揺れ揺れ。
特別におかしな操作したわけでもないのに、動かなくなるとなんか私が悪いことしたみたいで落ち着き悪い。
抜けた歯の後処置は、迷って結局一本義歯を作ってもらって、昨日初めて嵌めたけど、すごく落ち着き悪い。
明日から行くつもりしてた旅行は台風でキャンセルしたのに、どうやら位置的には影響無さそうで落ち着き悪い。
というわけで、昨日は厄日にちがいない。
こちらでは台風もそんなにひどくなかったのが幸いなり。

『県庁おもてなし課』

2012-09-29 10:31:42 | Book&Art&TV

2011年11月高知城


「頭が固い、融通が利かない、だからお役所は。…求められたのは創造性や柔軟性よりも硬直性だ。自治体というのは効率よりも公に言い訳が立つことを優先せなぁいかん組織よ==県庁ルール」
半分くらいは実地体験を交えた高知県庁を舞台にした観光小説、ちょっぴり青春小説風な仕上がりでイッキに読めてしまった。
県庁おもてなし課の若き職員「掛水くん」が、地元出身の若手人気作家「吉門喬介」に高知県観光特使を依頼する。
依頼したあと、1ヶ月ほったからし、クーポン付の名刺を作成して配るまでにまた、時間時間…
「名刺にクーポンの有効期間を設定したところで、翌年も新しい名刺を配るなら、無期限と同じだ」
作家が掛水くんに公務員の仕事のあり方を辛辣に時には投げやりに言い放ち、腹たつけどめげずに食らいつき、昔、県庁で「パンダ誘致作戦」をぶちあげて辞めざるを得なかった伝説の清遠さんを訪ねたり、おもてなし課一丸となって一個ずつクリアしていく。
アルバイトで入ったしっかり者でかわいい多紀ちゃんとの恋の成り行き、吉門さんの隠された家族やら、土佐弁の会話が生き生きしてとっても楽しい。
いきなり、カーナビ無しで県内を連れまわされて、パラグライダーで飛ばされて、思いつきで馬路村へ出かけてみたり、観光とは何かという話も満載。
ああ、秋の高知県馬路村を訊ねてみたくなった。

人物キャラクターが秀逸なので、ドラマになるなら配役は…と思っていたら、2013年5月に映画公開されるそうだ。
主演は錦戸亮に堀北真希、清遠役に船越英一郎。
堀北真希はいいとしても、掛水くん役は向井理にやってほしかったなぁ。(笑)
「県庁おもてなし課」 有川 浩(ひろ) 角川書店
有川浩は映画「阪急電車」の原作者でもある。

秋の蚊

2012-09-28 14:04:28 | 日常&生活

朝夕、半袖ではすでに寒いくらいなのに、まだ、やぶ蚊がのさばっている。
洗濯ものを干すときも、防虫スプレー塗ってからか、蚊取り線香といっしょに裏に出ないと、たちまち5、6発やられる。
秋の蚊はスピードはないけれど、やたらしぶとい。
吸うまで死ねるか!生命の営みの根性が感じられる。実際、血を吸うのは雌だけで卵を発育させるためだそうだ。
皮膚に付いた蚊は上からたたきつぶすと、蚊の唾液がたくさん皮膚内に逆流するのでいっそう痒くなり、叩くより弾き飛ばすほうがいい。
ってスカくろたら腹立つやんなぁ。

こってりコスモス

2012-09-27 20:52:45 | 花&植物

9/25 万博公園 ヒメアカタテハ

順光であろうが、逆光であろうが、自分の目で見るときはそんなに違いはないけれど、写真に撮ると、ずいぶん感じが違う。
昨日の写真と比べると、このコスモスはこってり色でケバい。
まあ、なんでも視点を変えると、ぜんぜん違う印象になったりするもんね。
第一印象や一時的感情は大きいけれど、長く付き合わなきゃいけないのなら、正面から下から右側から左から、裏から、いろんな角度から見てみたら、こっちもふにゃふにゃら、柔こうなって、どうでもええようになったりして…(笑)

コスモス揉め

2012-09-26 18:20:10 | 花&植物

昨日9/25の万博記念公園の自然文化園内の花の丘、ふつうのコスモスはまだ3分咲きくらいだったけれど、キバナコスモスが満開であった。
キバナコスモスも微妙に色が違って、黄色、橙、朱色の3色入り混じってカラフルだ。


コスモスは丘の斜面に植えられていて、北側の下から見上げると、陽の光に透けてキラキラとキャンディのように輝いている。
丘の上に1本の木があり、遠景的に撮るのも感じがいいんだけど、最初はここの木の下に馬鹿でかい望遠レンズをつけた大きな三脚が据えられていて、別に撮影中でもなさそうで、邪魔やなぁと思っていたが、移動して、他のところを撮っていたら、友だちがあっちで揉めてるって。
私の耳では全然聞こえなかったけど、下で撮っていたおじさんがしびれ切らして「じゃまや~どかせてくれ」のようなことを言ったら、上にいたおじさんが「コスモスの花からは離れているのに」とか言い返して、売り言葉に買い言葉でケンカ状態になっていた。
しまいには、事務所に言ってやる!とかも聞こえるって、友だちが教えてくれて、私らはあきれて苦笑い。
下に居たおじさんの言わんとすることが正しいのだと思うけど、たぶん、言い方もあったんやろな。
穏やかに言えば、上のおじさんも素直に聞き入れたかと。
こういうところで文句言ったり、ケンカしているのは70前くらいのおじさんが多いような気がする。
自分がいちばん偉い世代なのかも。


三脚が無くなったあとに撮った写真

公園の入口の小さな看板には、「カメラマンの方へ、お互い譲り合って気持ちよく撮影しましょう」云々と書いてあった。
よっぽどもめごとが多いんでしょう。

初秋の万博記念公園

2012-09-25 21:58:23 | 花&植物

ようやく秋めいて、彼岸花も咲き始めたようだし、久しぶりにカメラ友だちとお出かけ。
野外に出かけることなく長い夏であった。
お目当ての彼岸花は咲いている場所がちょっと似合ってないというか。
彼岸花はやっぱり黄色く実った田んぼのあぜ道や土手っ原に咲いているのがいいね。


いつもならお弁当も30分そこそこで済ませてしまうが、なんせ、4か月ぶりに会ったし、日なたが暑くってなかなか汗が引かないし、めぼしいものはコスモスと彼岸花だけで、グダグダとしゃべって2時間近いベンチタイムになってしまったり。


青空にキバナコスモスが風に揺れて、暑いけど気持ちの良い1日だった。

間違い失せ物日常

2012-09-24 17:55:43 | 日常&生活

宇治市植物公園

昨夜から長袖パジャマに替えた。
半袖1枚ではうすら寒くなった朝、お彼岸という境目節目はやはりわかりよい。
パソコン用事を急いで切り上げて、10時ギリギリに歯医者へ飛び込んだら、今日の予約は2時になってますと。
診察券にもちゃんと2時に書いてあるのに、なぜかカレンダーには10時。
どこで勘違い憶えしてしもたんかな。
9/8に買い物に使ったあと、見当たらなくなったクレジットカード2枚の入ったケース、ずっと気になってたのが、昨日、バッグのポケットに入ってたのを見つけた。
何度もバッグの中調べたのになぁ。
どれもたいしたことになならず、なあなあまあまあの日常が続く。

『サラダ好きのライオン』

2012-09-23 20:09:52 | Book&Art&TV

今年、村上春樹はノーベル文学賞をもらえるだろうか。
純文学系は「ノルウェイの森」しか読んでいないけれど、エッセイはほぼ欠かさず読んでいる。
『サラダ好きのライオン』(マガジンハウス)は雑誌アンアンに連載されていたものをまとめたものである。
相変わらず論理明快弁舌爽やか。フムフムそうやそうやと読み進む。
大橋歩の銅版画の挿絵もすてきだ。

『これも書かなくっちゃ…新しいトピックを思いつくのは、なぜかベッドに入って眠りに着く前。翌朝目が覚めたときにはすっかり忘れてしまっている。どうして寝る前に限ってネタを思いつくんでしょうね』
これは私もしょっちゅうやってる。
ブログ記事の文章を思いつくのはたいてい寝床だから、わざわざ起き出してメモを取るのも面倒で、しっかり記憶しておいたつもりが、朝になったらうろ覚え。
あーあ、もっと気の効いたええ文章やったのになぁと消えてしまった記憶を惜しがる。
ま、たとえ覚えていたところで一夜明ければ、名文も駄文でしかなくて、夜書く文は悪魔だ憑くんである。
ラブレターは夜に書いてはいけません。

『分かりやすい文章を書くには、まず自分の考えをクリアに整頓し、適切な言葉を選ばなければいけない。時間も手間もかかる』
です、です。
置き換えたり、前後させたり、組み替えたり、私はいじくりまわさないと読めるような文章にならない。
手書きで原稿用紙に言葉を連ねていける人はすごいと思う。

『人にとって一番大事なのは知識そのものではなく、知識を得ようとする気持ちと意識』
読んだこと見たこと聞いたこと書いたこと言ったこと、忘れてしまってもええんやな。
知りたいという気持ちがあればいいのだ。

『どんなに美しい言葉も、洒落た言い回しも自分の感覚や生き方にそぐわなければ、あまり現実の役には立たない』
文章や言葉ではないけれど、服選びのときに、つくづくそう感じる。
どんなにおしゃれで美しい服でも自分の好みでなかったら、結局、たんすの肥やしになるのである。

『僕はどちらかというと無口です。状況次第相手次第で口が滑らかになることもあるが、ふだんはろくすっぽしゃべらない。』
上に同じ。相手次第でべらべらしゃべることも少なくはないけど、基本的にはだんまりです、私。
家ではほとんどしゃべらない。家族間コミュニケーションがほとんどないことに以前は後ろめたかったけれど、今は開き直っている。

『京都の街はずれの某女子大の正門の掲示板に「愛欲の根を絶たなければ、人生の苦悩は永遠に去らない」と書いてあり、二十歳前後のぴちぴちした健康な女性たちが愛欲の根を断ってしまったら、人口問題にもかかわってくる…』
前後のエッセイに三十三間堂の話が出ていたので、この仏教系の女子大というのは私の卒業したとこでは?
なんだか可笑しくて笑えた。

そして、いちばん共感したのは、
『昼寝の達人。年をとって若いときより楽になったということは、意外にたくさんある。傷つきにくくなる。誰かにひどいことを言われても、それがグサッと突き刺さって夜も眠れなくなるということは少なくなる。まあ、しょうがないやと、昼間からぐうぐう寝てしまう。こんなことで傷ついていたらやってられないやと開き直ったり、刃先をうまく急所から外すコツを覚える…が、気持ちは楽になるけれど、感覚が鈍くなっているということである。…もし、嫌なことがあったら、布団をかぶってぐっすり寝ちゃう』
私は中学生のころから、悲しいことや辛いことがあったら、とりあえず、お布団にもぐって寝てしまった。食より睡眠である。
年を取ったら分別がつくというけれど、どうやってつくのかと若いときから不思議だったけれど、こういうことである。
まぁ、ええか、と、穏やかにやり過ごせるようになりました、私もね。

翻って、落胆というか、アホらしいというか、つまんねぇというのが、以下の挫折本。

仕事場(ミニ図書館みたいな場所)では年に2回数十冊の新刊図書が入り、本の選別は私たちスタッフがやっているんだけど、今年の上半期は我ながら失敗かも。
ベストセラーとはいえ、よりによって、よくもこんなに辛気臭い本ばっかり、選んだもんやわ。
「置かれた場所で咲きなさい」 渡辺和子
「新・幸福論」 五木寛之
「前向き」 吉沢久子
「悩むヒマありゃ、動きなさいよ!」 内海桂子
「ぎん言」
どれも飛ばし読み、パラパラ読みで読んだ気に。

落ち込んだとき、病気のとき、人生のあらゆる苦悩でいっぱいいっぱいのとき、いくらええこと書いてあっても、現実問題として、本なんか読む気力ないと思う。
が、しかし、やっぱり、村上春樹好きやなぁ。これなら沈んでいるときでも読んで元気が出ます。

お別れ

2012-09-22 16:21:30 | 日常&生活

1年に1回行くかどうかのお葬式だけど、今日は一緒にイギリス旅行した友だちのお姉さんのお葬式に参列しました。
昔何度か会ったことがあり、独身だったので友だちがずっと看病もしていて話も聞いていたし。
私より3歳上なので、やっぱり早過ぎるなぁと痛ましい。
帰りし、別の友だちと話しながら、元気なうちにいっぱい遊びに行っておこう、人間ドックもちゃんと受けておこうということになった。