透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー



中野市岩船の火の見櫓

2017-04-30 | A 火の見櫓っておもしろい 


820 中野市岩船 撮影日170427

 中野市は1954年(昭和29年)に9町村が合併して発足した。更に2005年(平成17年)に下水内郡豊田村と合併して現在に至っている。つまり現在の中野市は10町村から成る市というわけだが、これらの町村はそれぞれ近世以降いくつかの村が合併してできた。ネットでざっと調べて中野市は昔は30以上の村だったことを知った。

ちなみにこの火の見櫓が立っている岩船という地区はかつて岩船村だった。岩船村は1889年(明治22年)に他の3村と合併して平野村になり、さらに上記のように1954年に合併して中野市になっている。

私が暮らす鄙里は5つの古くからある集落から成る地区だが、各集落に1基、計5基の火の見櫓が立っている。この様に火の見櫓は一般的には集落単位で建設されている。従って多くの村から成る市や町には火の見櫓の数が多い、と単純な理路を以って推測される。

このことから中野市には火の見櫓が多いと思われる。先日限られたエリアを回った時に感じた単なる印象ではあるが、確かに多いと思った。丹念に調べればこのことを実証的に示すことができるかも知れない。

*****

雑考はこのくらいにして、この火の見櫓の観察をする。

4角形の櫓に8角形の屋根、円形の見張り台というオーソドックスなタイプで、市内の主要道路沿いに立っている。軒に蕨手は無い。見張り台の手すりに消火ホースを掛けるがっしりとしたフックが9本付いている。20メートルある濡れたホースの重量がどのくらいになるのか分からないが、かなり重いことは容易に推測できる。このくらいのフックでないと折れたり曲がってしまうのかもしれない。フックの上に消火ホースを引き上げるための滑車が付いている。消防団員はこの滑車を使って消火ホースを引き上げる。

表面が平滑な半鐘が屋根の中心の位置から吊り下げられている。見張り台が狭い場合には半鐘を端に吊るして、消防団員の立ち位置を確保していることもあるが、このくらいの広さだとその必要はないのだろう。

見張り台の床の人通開口には安全に配慮してハッチが付いている。団員は見張り台に登ったらこのハッチを閉めるというルールになっているだろう。





踊り場に双盤形の半鐘が下がっている。櫓のこの位置設けてある開口もよく見るとそれぞれ違うし、踊り場の形も違う。



脚部の直上の踊り場までは脚に付けたステップを登るというタイプを北信地域でいくつか見たが、この火の見櫓には梯子が設置してある。

消防信号板をどこに設置しておくのが良いか。半鐘を叩くとき直接見ることができるように見張り台の手すりに設置するのが良いと私は思うが、なぜかそのようになっていないことが多い。この位置に設置してあるのは、普段から時々確認して叩き方を覚えておくように、ということなのであろう。この火の見櫓も適度なメンテナンスが行われているものと思われる。

すぐ横に防災行政無線柱が立っている。この火の見櫓も既に使われていないのかも知れないが、地域の歴史を物語る安全遺産として、地域のシンボルとしていつまでも立ち続けて欲しい。


 

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中野市江部の火の見櫓

2017-04-30 | A 火の見櫓っておもしろい 


819 中野市江部平野 撮影日170427 昭和30年8月製作(銘板)




 

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中野市のマンホール蓋

2017-04-30 | B 地面の蓋はおもしろい


中野市立ヶ花 撮影日170427


                          中野市のHPより

 高速道路のような帯と市の鳥のチョウゲンボウ、リンゴの実と花、ブドウ、それから「中」と「の」をデザインしたという中野市章。市のHPによると市章のウェーブは周囲の山を表現しているという。


 

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中野市立ヶ花の火の見櫓

2017-04-30 | A 火の見櫓っておもしろい 


818 中野市立ヶ花 撮影日170427

■ 櫓のプロポーションも屋根と見張り台の大きさのバランスもよく整っていて美しい。



屋根の軒先で鋼板を折り曲げて鼻かくしのようにしている。こうすることで強度が増す。見張り台と踊り場の床面の構成を見ると根太も床材も全体を1方向に掛けている。





脚部を見上げる。このアングルだと脚部直上の踊り場の様子が分かる。ステップでこの踊り場まで登る。



銘板に記された建設年を見ると昭和29年8月竣工となっている。既に60年以上経過しているが、とてもそうは見えない。適度なメンテナンスの結果だろう。


 

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今朝の朝焼け

2017-04-30 | D 朝焼けの詩


撮影日時170430 04:54AM

淡いベージュから紫へと変わるグラデーション 

多彩な自然の演出を楽しむ




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長野市豊野町大倉の火の見櫓

2017-04-30 | A 火の見櫓っておもしろい 


817 長野市豊野町大倉 撮影日170427

 この日(27日)、予定していたのは信濃町、飯綱町、中野市だった。飯綱町から中野市へ移動する際、長野市豊野町を通ったが川谷とここ大倉で火の見櫓と出合った。

果樹園に咲く白い花はナシの花だろう。黄色い菜の花と共に桜の後の野を彩っている。花の季節限定、火の見櫓のある美しい風景だ。

櫓が4角形で屋根は8角形、見張り台は円形というごく一般的な組合せ。ブレースには山形鋼や平鋼を使ったものもあるが、この火の見櫓はすべてリング式ターンバックル付きの丸鋼だ。やはり丸鋼のブレースの方が櫓が透けているという印象を強く受ける。



見張り台の手すりを見ると縦しげの手すり子に帯(名称があると思うが浮かばない)を2重巻いているだけだが、北信ではこのように手すりに飾りが無いものが多いようだ。中南信では飾りの付いているものが多いという印象だ。地域性が出ていると捉えてよいだろう。



櫓の途中に設けられている踊り場は、必要最小限の大きさで櫓の1面に持ち出して設けている。このタイプを東信で何基も見た。この姿からカンガルーを連想してカンガルーポケットをいう名前を付けた。



今回は2日間で60基ほど火の見櫓を見たが、脚部にもブレースを設置しているものが大半で、道路側正面のみ設置していないタイプが多かった。これは櫓内に入れるようにするためだが、この火の見櫓では器具置場が設置されていて正面からは出入りできない。正面に付けられている銘板を見ることもできなかった。

器具置場が設置されることが予め分かっていればこのような形にはしなかったのではないかと思うが、鉄工所では案外個々の事情を考慮することなく、プロトタイプそのままに造っていたのかも知れない。




 

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長野市豊野町のマンホール蓋

2017-04-29 | B 地面の蓋はおもしろい





◎ 長野市豊野町(旧上水内郡豊野町)の農集排のマンホール蓋

蓋の真ん中に旧豊野町の町章を置き、周りに放射状にリンゴとブドウを配している。ちなみに町章は「4つのト」と「の」をデザインしたもの。


 

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長野市豊野町川谷の火の見櫓

2017-04-29 | A 火の見櫓っておもしろい 


816 長野市豊野町川合 撮影日170427








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飯綱町牟礼の火の見櫓

2017-04-29 | A「火の見櫓っておもしろい」を本にしよう


815 飯綱町牟礼 飯綱町役場前 撮影日170427


 

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飯綱町のマンホール蓋

2017-04-29 | B 地面の蓋はおもしろい


飯綱町柳里 撮影日170427



◎ 旧牟礼村のマンホール蓋に施されている幾何学的なパターン。これが何を意味しているのか、分からない。でも、このようなデザインは好き。真ん中にはムレをデザインした牟礼村の村章を配している。


 

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飯綱町柳里の火の見櫓

2017-04-29 | A 火の見櫓っておもしろい 


814 飯綱町柳里中宿 撮影日170427

■ 飯綱町は牟礼村と三水村が2005年(平成17年)に合併して誕生した町。なんとなく火の見櫓の数が多い町というイメージを抱いていたが、見つけることができなかった、何基もあると思うのだが・・・。この火の見櫓に出合うことができて良かったと思う。






やけに蕨手が目立つ屋根。屋根の骨組みの様子がよくわかる。これを見ると4角形の櫓と8角形の屋根は上手く納まることが分かる。





ここが合併前は牟礼村だったということと施工が昭和38年3月だったことが分かる。


 



 

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朝焼けの詩

2017-04-29 | D 朝焼けの詩


撮影日時 170429 05:14AM

 今朝の朝焼けをどう表現したらいいだろう。メタリックな、未来的な、とでも形容したくなるような朝焼けだった。

たった一度だけ、この時だけしか見ることができない朝の風景。


 

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信濃町大井の火の見櫓

2017-04-29 | A 火の見櫓っておもしろい 


813 信濃町大井 高山農業生活改善センター 撮影日170427










 

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火の見櫓のある風景 信濃町大井

2017-04-29 | A 火の見櫓っておもしろい 


812 信濃町大井にて 撮影日170427


 

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信濃町大井の火の見櫓

2017-04-29 | A 火の見櫓っておもしろい 


811 火の見櫓のある風景 信濃町大井にて 撮影日170427




6角錘の屋根に付けられている6個の蕨手 下り棟包みに用いている薄手の平鋼をそのまま伸ばして巻いている。

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