11/23 一日に4つもお寺を見て回ったら、どこがどれやらわからなくなり、写真の順番とパンフレットなどを照らし合わせ、思い出しながらまとめている。
けっこう、これが面倒ですね。
百済寺(ひゃくさいじ)、金剛輪寺(こんごうりんじ)、西明寺(さいみょうじ)の三つの天台宗のお寺を湖東三山(ことうさんざん)という。
滋賀の山奥?にあるので、ひなびた山寺かと思っていたら、寺域も広くて、山に向かって伸びる参道が長くて、えらくりっぱなお寺なのだ。
ときおり、ゴーン~と鐘が鳴り響き、「行く年来る年」の除夜の鐘に出てくるような風情があった。
永源寺から順に車で回っていったが、一つ目の百済寺で駐車場手前で渋滞、並んで待ってる間に、携帯で連絡取れるからと私は先に車を降りて、お寺に入った。
入り口が何ヶ所かあるし、本堂と本坊を間違えたりして、30分ほどお互いに別の場所で待ちぼうけをくってしまった。
百済寺の池や石の名園で30分も居ても写すものがなく、お堂の縁側に座ってぼけー。
もみじや木の脇役としての屋根や塔はいいけど、やっぱり、お寺自体は好きではないのだ。
↓金剛輪寺のお庭のほうが整っていない分、よかったかも。
↓池の水面に映ったもみじ。
金剛輪寺のお地蔵さん群。前掛けと風車で鮮やか。
金剛輪寺の不断桜
拝観入園は4時半までで、間に合うか?最後の西明寺はギリギリ4時ごろに入れた。
さすがに、これくらい遅いと駐車場も並ばずに入れて、そして、西明寺は本堂までの参道のアプローチが短かったのがよかった。
由緒がいちばんありそうな西明寺。本堂も三重塔も国宝である。
秋の陽は傾き、山陰に入ってあたりは薄暗くなり、駆け足の湖東もみじめぐりもおしまい。
真っ赤な太陽が大きく山の端に沈んで、夕空が深いブルーに変わり、名神高速をひた走る車のフロントガラスから金星と木星が大きく輝いていた。
帰り道スーパーで買い物のとき、ペットボトルやお菓子の袋やらのゴミを捨てたのだけど、どうも、そのときに、いっしょにステンレス携帯ポット350mlも捨ててしまったのか、無くなった。
私も夫もちゃんとゴミの袋の中、見たんやけどなぁ。