
猛暑の夏はひたすら家にこもって読書三昧だったが、10月になっておでかけ気候になると、とたんに本が読めなくなった。時間あっても根気も眼力も減退。
図書館で予約しても、読み切れずにそのまま返却が続いている。
週刊文春連載の阿川佐和子「この人に会いたい」の中で、棋士との対談だけ集めて再掲載したのが、↑
有名な棋士(羽生善治、渡辺明、谷川浩司、森内俊之、佐藤康光、佐藤天彦、先崎学、杉本昌隆、瀬川晶司、米長邦雄)のお面白話が、新しい対談から古いのに、時系列に遡っていく。
最近は文春も読んでないけど、藤井聡太名人はまだ対談に出てないの。

鎌倉で代書と文具店を開いているポッポちゃんの話、その3
ミツロー(夫)さん連れ子のQPちゃん、自身の年子の子どもたちも大きくなってツバキ文具店代書屋を再開する。
友だちが姑さんへ送るお願い文、余命いくばくもない主婦の嫁ぐ娘への手紙、ドッグフード販促のお知らせ文、気難しい新しい隣人へのお誘い、いろいろな手紙を思案しながら手書きで書く。
そして、仙台の祖母の恋文が見つかってそれが縁で八丈島へ。
手書き手紙の図が載っているのがミソです。
読み終わってから、小川糸の「ツバキ文具店」は読んだけど、そういえば、その2の「キラキラ共和国」読んでないけど、まあ、いいや。
と思っていて、自分ブログ調べたら、ちゃんと読んでるやん。
「すらすらと読めるけど、案外忘れてしまいそうで、テレビドラマ向きかも。しかし、タイトルがしっくりこない。続ツバキ文具店のほうがいい」
などと書いてあるので、我ながら当たってる!

西條奈加の本も面白かったり、もう一つだったりするけど、これは、わりと良かった。
長屋に逃れてきた幼い娘(聞こえるけど声が出ない)を婆たち3人が孫のように面倒見て、そして、別れがやってくる。
結果が早急というかあっけないというか。