白良浜(しららはま)
白良浜の海岸の砂は今まで見たことがないほどの白さと細かさでびっくり。
こんなにきれいな海岸は初めて!
ホノルルのワイキキ海岸だってごくふつうのベージュの砂浜で、沖縄の竹富島の星砂の浜もこんなに細かくない。
あまりにも不思議だったので帰宅してからネットで調べたら、オーストラリアのパースの海岸の砂を運んできて、浜の清掃を欠かさずこの美しさを保っているんだとか。
栄養補給にメンテナンスが大事なのね。
お天気が良いので海に沈む夕日が見えるね。
ガイドブックには春秋のお彼岸頃には、角度的に円月島の穴の中に太陽が収まるという写真が載っていた。
(行きの車の中で読んだくらいでぜんぜん予習なし)
先に宿にチェックインしてから、夕日を見るために再び車で円月島へ。
本日の日の入り時刻は17:45なので、円月島に20分前に到着。
用意万端、日の入り体制万全。
刻々と日が西に傾いていく。
ま、しかし、円月島の穴と太陽はだいぶ離れているし、お彼岸までまだ1ヶ月以上あるし、どう考えても角度的に無理そう。
ダイヤモンド富士もぴったり富士山のてっぺんに落ちるのは1週間ほど?だというし。
岩場に下りてじっくりカメラ。
このだるま夕日はけっこう珍しいみたいだ。
だるま夕日になってあっという間に沈んでしまった。
車を止めてある場所まで戻っても、夫の姿が見えない。
しばらくしたら、私が居た海岸のほうの道路を歩いてきたので、どこに行ってたん?と聞くと。
お前は人の動きをぜんぜん見てへんな!皆、あっちのほうへ走っていったやろ。思い込みでがんじらめや!とまくしたてる。
円月島の穴に沈む夕日がバッチリ見えたんやって。
私が居た場所よりほんの100mほど先の道路の角っこで。
ええーっ!ムムムゥ。。。見損ねた、撮り損ねた。
夫のがスマホで撮った穴夕日の写真がこれ。
ウウッ、悔しい。
穴ダルマ写したかったぁ。
(今、ネット画像調べたら、太陽がきれいに穴に入るときは四国の山に落ちるのでダルマにはならないみたいな)
なまじ角度的に絶対無理と思う科学的考えより、素直に流れに付いていけばいいのね。
しかし、あの場所であれだけ太陽と穴が離れているのに、わずか100mで見えるなんて。
カーブした先までグーッと行けば太陽は右に寄っても穴の位置が斜めになって見えなくなるはずなのに。
と、未だに島の穴の向きと太陽の方向と視点の場所の一致が理解できず、3D画像で解析してほしいくらい。
気を取り直して
白浜汐彩の宿月崎へ。
ふつうの家っぽい。
真横に「川久」という馬鹿でかい宮殿みたいな大ホテルが聳え立っているのでよけいちっちゃく見えてしまう。
大浴場はなし、部屋のかけ流し風呂のみで静かで落ち着ける。食事もよかったけど、ま、お値段を考えるとまた泊まろうとは思わないかも。
ロビーがあったり、大きなお風呂があるというのは日ごろの日常感を忘れる要素でもあるから。
「川久」ホテル
「月崎」
お部屋は4室のみ
お刺身って量が食べられません。イセエビは刺身より蒸しのほうが美味しいかも。
夫もイセエビよりはカニのほうがええなと言ってた。
時期的に筍は新モノではないだろうに、筍ご飯が美味しかった。って、そこか(笑)
部屋付のお風呂は硫黄臭のする温泉らしいお湯です。
白浜温泉ってなんとなく透明無色無臭の温泉だと思ってたけど。
夕方から朝までじゃじゃあふれの熱めのお風呂は、水でぬるめながら夕食前と寝る前と朝と3回入った。
また、いつか穴夕日撮りにこれますように(笑)
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