ひなたぱん

天然酵母ぱんと過ごす、のんびり日々の記録です

後ろ向きのココロ。 ・・・・です。

2022年03月30日 | 日記
2022年3月30日日水曜日

世界の悲しみは、 まだ 続いて居ます。

何年か前は、 コロナに悩まされる事も無く、 世界の悲しみが起こる事も無く、 平穏な日々で、 平穏である事のありがたさに気が付く暇も無く、 平穏な日常を謳歌していました。

2017年から始めた 松之助Yさんでのアメリカンカントリー菓子の学びの度に、 代官山のお教室の目の前に佇む コルドンブルーを眺めては、 憧れと羨望の眼差しで眺めたものでした。


「 ひなたさん、 どこでパンを学びましたか。 」 時々聞かれることが有ります。 小学生の娘が成人するに至るまで、 私は、 パートをしながらへそを喰っては、 本当に沢山のパン教室に通いました。

娘が通う大学の近くの鎌倉のお教室に通った時、 そのお教室の主催者の方が、 コルドンブルーのパンのクラスを卒業された経歴の方でした。

パンの知識も、 技術も本当に素晴らしかったし、 取り組むパンのラインナップも とても魅力にあふれる物でした。

娘たちの暮らす相模大野を拠点にして、 パートでへそを喰っては、 娘たちのお家に泊まり込んで 連日、 鎌倉のお教室に通い、 アシスタントコースに進みました。

アシスタントコースに進んだ時、 「 終了の見極めは 何ですか。 」 と聞いた私の問いに、 先生は 「 見極めを出す基準は、 私。 です。 」 とお答えになりました。

その時 私は、 「 コルドンブルーで学ぶと、 人に 見極めを出す事が出来る程の学びを得る事が出来るんだ。 」 と 感嘆し、

「 私も、 そこで学びを得たい。 」 と強く思いました。

群馬で 「 コルドンブルー 」 と言っても、 「 何、 それ。 」 「 あーレストランね。」 ってな答えが返って来るほど、 知らない方は 全くご存知ありません。

けれど、 私には、 2017年の松之助Yの学びの度に、 コルドンブルーの ブルーのリボンを見上げては、 羨望の眼差しであの煉瓦ビルを見上げていました。



先日、 まんえん防止の明けたし、 3回目のワクチン接種も終了したので、 3年ぶりの 松之助NYさんで アメリカンカントリーのお菓子の学びを受けて来ました。

大好きな平野先生のご指導の下、 ヌテラッッサン ← これは、 平野先生の造語だそうです。 と、 ミルクビスケットの学びを得ました。



久方振りのアメリカンカントリーのお菓子の学びは、 本当に楽しく、 有意義で、 しあわせな時間でした。

余談ではありますが、、、

平野先生のご主人は、 ウクライナ系アメリカ人の方で、 今回の出来事を本当に悲しんでおられました。

平野先生のお言葉で、

「 ウクライナとロシアは、 言葉も全く異なります。 その事を、 主人は、 日本の方に しっかり伝えて欲しいと申しておりました。 」 と 仰いました。

ウクライナは、 ウクライナで、 何物も変わる事が無い物だ。 と、 私は感じました、、、、



「 口に入る物が身体を作る。 」 って、 母の立場の私は呟きますが、 食いしん坊の 個 の私は、 ジャンキーなアメリカンカントリーのお菓子も大好きです。

若い頃、 トールペイントに夢中だった時、 アメリカンカントリーの世界が大好きで、 取る年波のこの歳になっても、 アメリカンカントリーのお菓子の学びの際に、

平野先生がお話しして下さる アメリカの生活を聞きながら、 ココロは 少女の様にまだ見ぬ世界を旅します。 若い頃 大好きだった アメリカンカントリーの世界。



ってか、 いつも様にくだらん事を綴り過ぎました、、、、

結局、 松之助さんの目の前に有った 私の憧れのの固まりのコルドンブルーの煉瓦ビルは、 私が コルドンでの学びを終了すると同時に、 コロナ禍の為、 閉鎖となり、

借り手の無い 只の空き家の煉瓦ビルに変貌していました。


時間は流れ、 時は 必ず 進んで行きます。

今が ずーっと続く事が無い事も解っています。

けれども、、、、、


必死にへそを喰っては 大好きなイタリア旅を楽しんでいたあの頃が、 とても懐かしく思えます。

なけなしのお財布をはたいて、 コルドンでのパンの学びに 夢中で取り組んでいたあの時が どんなに素晴らしく、 輝く時間で有った事を思います。

前に進まなければならない事は 解ってはいますが、 時折 口にしてしまう。 「 あの時に 戻りたい。 」

きっと ウクライナの方々は、 何度 そう呟かれた事でしょう。

何が そうしたのか。 どこの国が そうしたのか。。。。。


何年か前の あの平穏な日々は、 遠く、 遠く、 遠く。。。。

どうか、 どうか、 これからを生きる子供たちにとって、 再び あの 平穏な時が来ます様に。 それしか言葉がありません。


明日取り組む予定のパンは、、、、

ブラックオリーブとシェーヴルチーズ。 オレンジとゆずのルヴァン食パン。 くるみあんぱん。 大きな手の形のマン ド ニース。 チーズたっぷりのクッペフロマージュ。

定番の 長時間発酵バゲット。 南部小麦の田舎ぱん。 チーズコッペ。 フランス食パン。 クロワッサン オ ルヴァン。 アローカナ卵のタマゴサンド。

前回 オーヴンの温度調節を忘れてしまって 丸焦げにしてしまったカンヌベルジュのリベンジ。

ドルチェは、 アメリカンカントリーのサワーチェリーパイ。 ひなたの贅沢しふぉんも焼きました。


くだらん事を長々と書き過ぎました。


今日も、 相変わらず、 ワインとビールで 私は 出来上がっております。

そうして 呟きます、、、

あの時に、 戻りたい、、、、   凄く 後ろ向きの 寄る年波の 哀れなおばちゃんの私。 でした。

明日も、 頑張らねば、、、、


明日のお天気予報は、 雨降り。 戦々恐々ではありますが、 明日も、 パンのご利用頂ける事をお待ちしております。
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