じつは昨日のゆかた会では久々に思い切った演奏ミスをしでかした。
幸い客席には分からなかったらしく大きな拍手をいただいたけれども、
共演の先生方には丸わかり。
「まあ何事も経験」と師匠からは寛大なオコトバ。
いやホントすみません。
言い訳はいたしません。
が。
どうもこの方と一緒に弾くと調子が狂う、という組み合わせがあるんじゃないかしらん、
という気もしている。
自分よりも大先輩の方なので本当なら安心してついて行けばよいハズなのだけど、
どうもこの方、ヒイラギに気を許してくださってる分、
演奏直前にあれやこれやとご自分の不安をまくしたてられる癖がある。
聞き流しているつもりでも、どうもこっちが軽く暗示にかかってしまって、
自分がこれまでに一度もやったことのない間違いをよりにもよって本番でのみしでかす、
そういうことがちょこちょこ続いてることに、いまさら気がついてしまったりしている。
いや、言い訳はしないんだった。
これも演奏者としての精神の弱さゆえですなー。
でも、この現象にはたと思い当たった瞬間、朝方にみた夢をぱあーっと思い出した。
件の先輩と連れだってどこかから家に帰ろうとしている。
一緒に水色の電車に乗って、おしゃべりしているうちに終着駅まで来てしまった。
ホームに降り立ってみれば、初めてみる風景に見たことのない駅名。
改札のありそうな方向にはお社中のほかの先輩方がお二人。
件の先輩はそこに合流して立ち話でおしゃべりの続き。(こんな駅知らないし。お家に帰る駅じゃないし。)
って思いながら、少しはなれた所にぽつんと一人たたずむヒイラギ。
なんとも含蓄ありそな何か言いたげなシーンだけど、
何が言いたい夢だったのかは、――さっぱりわからない。(湯川先生風)
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