まちにまった金曜日の『Carmen』です。
コツコツできないヒイラギが昨夜1時ごろまでコツコツしたおかげで、
今日の仕事が今日のうちに片づくところまでようやくたどり着いた。
出先での仕事も順調に済んで、
足取りも軽く、練習場のある新橋へ向かう。
集合時間の20分前、逸る気持ちを抑えつつ、
ドア、オープンっ――――あれ? マエストロ?
まさかね。
今日は先生が2人なんだね、きっと。
始まるまでに、ジョニー・デップ先生も来るんだよね…。
15分前――マエストロ、ソリストさんと打ち合わせ。
10分前――マエストロ、ソリストさんに軽く稽古。
5分前――マエストロ、ソリストさんにさらに稽古。
4分前、3分前、2分前、60秒前、30秒前、15秒前、
10、9、8、7、6、5、4、3、2、、、「それじゃ、始めますよ。」
えぇぇーーーーーーーっ・・・
えぇっと、マエストロはぁ、マエストロなんですよね?
われらは“合唱”ですよね?
「合唱指導」は、ジョニー先生ですよねっ?
なっ、なにゆえに、マエストロおんみずから、これほどつきっきりでわれらを教えてくださるわけで?
ふつーに考えたら、スバラシくありがたいことなんですけど。
ああ、でも。
この一週間のがむばりは何だったのでしょーか。