9月24日(木),午後3時。公園の林縁にて。
たまたまヒカゲチョウがササの葉で産卵するのを見かけました。7月に観察して記事アップして以来です。チョウが去った後確認すると,卵が一粒(写真中の矢印部分)。
裏返しました。
接写しました。
卵を産み終えたチョウがクズの葉にとまっていました。
これから継続観察をしてみます。7月の観察では卵期間は6日間でした。孵化の目安は6日後。
9月24日(木),午後3時。公園の林縁にて。
たまたまヒカゲチョウがササの葉で産卵するのを見かけました。7月に観察して記事アップして以来です。チョウが去った後確認すると,卵が一粒(写真中の矢印部分)。
裏返しました。
接写しました。
卵を産み終えたチョウがクズの葉にとまっていました。
これから継続観察をしてみます。7月の観察では卵期間は6日間でした。孵化の目安は6日後。
むらの出役作業中のこと。交尾中のヒメクロホウジャクが水草につかまっているのを見かけました。このカップルは初めての目撃。ていねいに撮影しておきました。
これを土手に移して,そこでも撮影。
鍬に載せて写していると,カップルは離れ離れに。申し訳ない!
この日の作業で,ヒメクロホウジャクが今産卵するということが見えました。作業プレゼントです。
オオスズメバチが弱っていました。めったにない出合いなので,その頭部を撮りたいのですが,うわずかに動くだけでシャープな画像が得られません。それで,お気の毒ですがいのち絶えるまで待ってから撮ることに。
動かなくなった直後の全身写真です。
この表情が撮りたかったのです。大顎で捕らえられた幼虫たちは絶体絶命なのは明らか。
自身も硬い殻で常時完全武装。
真正面からも撮っておきました。触覚も迫力があります。威力もきっと相当なものなのでしょう。
水路の小石にハグロトンボがとまっていました。近寄ったのですが,うれしいことに逃げようとしません。稀な例です。
それで至近距離から撮影をすることに。しめしめ,まったく逃げません。
真正面からも撮りました。
トンボはわたしの右手の人差し指に移りました。大急ぎで左手でカメラを操作。指にとまったハグロトンボはいたってめずらしいはず。わざと載せたわけではありません。特ダネ的な一コマになりました。
9月16日(水)。ウラギンシジミの卵を採取。それが間もなく孵化開始。これが孵化撮影2例目になります。これまで孵化しないまま終わった例をいくつも見てきたので,もううれしくって。
間もなく孵化します。
頭を出しました。
側単眼が見えます。
無事に誕生!
さて,成長を追えるでしょうか。わたしの今の力では無理かな。
ハグロトンボがクモに捕獲されている風景です。水際で休んでいるときに,さっと捕まったのでしょうか。
食餌中なのかもしれません。
できるだけ近づいてみました。この角度では口は見えません。それにしてもクモの獰猛さが伝わってきます。
近くの水面に別の個体が横たわったまま浮かんでいました。その胸部を水生昆虫がつかんでいました。たぶん,この水草で産卵中に襲われたのでしょう。
〈食べる〉〈食べられる〉という種間の関係はいのちの宿命です。大きな生きもの同士,小さな生きもの同士,いずれにも共通しています。
9月15日(火),夜。前蛹に変化。終齢幼虫の期間はほんの一日でした。
ガラス面に糸をどっさり付けて,からだを固定しています。そしてからだのやや前辺りに帯糸があります。
前蛹の姿がよくわかります。
ガラスの反対側から見ました。こんなに絹糸がびっしり。
9月16日(水)。色がやや黄色気味に。ところがこの前蛹はこの段階で成長停止に。夜も定期的に観察を続けたのですが,24時間が経過しても何ら変わりなし。
蛹化をたのしみにしていたのですが,がっくり。何が災いしたのか,まったく不明。
ナガコガネグモが目立ちます。ハグロトンボがたくさんすむ水路なので,当然それらが獲物になる確率が高くなります。飛び方から見ても,巣に簡単にからめとられそう。
糸を複雑に巻き付けられたらもうダメ。トンボの複眼が隠れないように撮った一枚です。
ナガコガネグモは獲物を逃がさないぞと固い決意をしているよう。食餌を終えて死骸を落とす瞬間を見ましたが,なんともあっさり巣から離れ落ちました。
9月14日(月)。終齢幼虫になりました。白色の帯がなくなり,全身が緑色をしています。
動きがとても激しいときに撮影しました。
突起から棒が飛び出す様子に変わりはありません。
このあとどう変化するか,たのしみです。
ナガコガネグモがここにもいました。とにかく,飛ぶ昆虫がいるところには網を張ったクモが至るところにいる感じです・
シオカラトンボがすでに捕まって動かなくなっていました。元気だったはずのトンボだって,こうなってはどうしようもありません。自然界で生きるすべてのいのちがなんらかのかたちで,食物連鎖の網に組み込まれているのです。
ちょうど食餌中のようで,近寄っても堂々としたもの。
大きなクモがすむ環境は,それだけ獲物が豊富な証拠。健全な環境だともいえそうです。