自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

突然のコムラサキ

2020-09-29 | 昆虫

野菜くず・生ごみをコーンポストに入れ,庭を通りかかったときの話です。

コムラサキのメスが飛来。石に降り立って,吸水のポーズを始めました。

 

その石に,手で持っていた容器を置いて撮影をし始めたら,容器に近づいてきました。においを感知したようです。

 

直後,容器の中に入ったのです。

 

そこでしばらく吸汁。

 

コムラサキは熟した果実で吸汁するらしいので,この行動はそれとつながります。手元で見られるとは! もしかすると,手に持っていた容器のにおいを感じてやって来たのかもしれません。ふしぎな出来事でした。

 


クサカゲロウの孵化(続) ~優曇華の花~

2020-09-29 | 昆虫

9月27日(日)。昨日も今日も,結局孵化に至らず。孵化済みの卵と同じときに産み付けられた卵のはずなのに……。

 

庭のキンカンの葉を見ていて,以前優曇華の花を見つけたことを思い出しました。それで,探すとアッター! クサカゲロウの幼虫の餌はアブラムシ。アブラムシはキンカンの木にたくさん発生します。クサカゲロウはそのことを心得ていて,そこに優曇華の花を咲かせるのです。

 

もっとないかと思い,探してみました。すると,こんなにたくさん産み付けられた葉が見つかりました。葉の裏側に付いていました。産卵中の様子が観察できたら感動ものでしょう。

 

まだありました。

 

まだまだ。キンカンの実にも一つ。

 

ざっと見ただけでこれだけも! もしかすると,もっとあるかも。きっとあるはず。