ヤイトバナとコアオハナムグリ

ヤイトバナとの組み合わせとしては，きっとめずらしいにちがいない昆虫を見かけました。それはコアオハナムグリです。

 

筒型の小さな花にハナムグリという風景なのですから，これはありそうもない感じがします。これは明らかに，ハナムグリによる花荒らしだと考えられます。というより，断定できます。花にはひどく迷惑な話です。

 

一目見ても，動きを見ても，花が一方的に被害を被っていそう。なにしろ，花が縦に大きく引き裂かれているのですから。

 

時間がやや経過。見ると，近くの花に移動して，そこでも花を裂いて好物を食べているようです。

 

ときどき口先を出して，また入れて，といったふうに熱心に食餌をしていました。それにしても乱暴な食べ方です。これでは健全な結実につながっていきそうもありません。

 

夏！ 虫の目写真シリーズ（38） ～バッタの赤い幼虫～

むらの広場にて。

広場は，ほとんど使われていないので草がいっぱい！　それで，昆虫が安心してくらしています。そこを期待して，昆虫の写真を撮り続けています。

撮っているうちに，赤みかかったバッタの幼虫を見かけました。クルマバッタモドキの赤色変異なのかもしれません。今のところ，正体は不明です。

 

逃げる様子はなし。

 

一本の茎にしがみついたところを“虫の目”で撮りました。

 

適当に草が生える，観察には都合のよい広場です。