自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヤイトバナとハナグモ

2020-09-13 | 生物

ヤイトバナの実が膨らんで,秋になりました。この実はまちがいなく秋の風物詩といえます。今秋はこれまでになく関心をもってヤイトバナの実の成長を見届けそうです。

残り少ない花にハナグモがいました。ここを訪れる昆虫を待ち伏せしているのです。ハナグモがいるという事実は,昆虫と花との関係を考えるとき,とてもたいせつな手掛かりになります。

 

用心深いので,なんとか隠れようとします。隠れると,動きません。

 

他の花にも。これだけアップで撮れると満足。

 

これでヤイトバナの季節は終わります。あとは実が熟するのを待つだけ。

 


ウラギンシジミの卵と幼虫(8)

2020-09-13 | 昆虫

飼育中のウラギンシジミの幼虫が脱皮しました。

飼育容器はガラス製のもの。その底に殻が脱ぎ捨てられたままになっていました。初めて見るものです。二本の突起は黒っぽい色。

 

新しい突起の色は体色と同じ。

 

それにしても,からだは花の雰囲気に似た色をしています。これが保護色です。

 

チャンスがあれば,脱皮をしている場面を撮りたいですね。