ハグロトンボがクモに捕獲されている風景です。水際で休んでいるときに,さっと捕まったのでしょうか。
食餌中なのかもしれません。
できるだけ近づいてみました。この角度では口は見えません。それにしてもクモの獰猛さが伝わってきます。
近くの水面に別の個体が横たわったまま浮かんでいました。その胸部を水生昆虫がつかんでいました。たぶん,この水草で産卵中に襲われたのでしょう。
〈食べる〉〈食べられる〉という種間の関係はいのちの宿命です。大きな生きもの同士,小さな生きもの同士,いずれにも共通しています。