自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

秋! 虫の目写真シリーズ(7) ~続 ハグロトンボの死~

2020-09-21 | 昆虫

ハグロトンボがクモに捕獲されている風景です。水際で休んでいるときに,さっと捕まったのでしょうか。

 

食餌中なのかもしれません。

 

できるだけ近づいてみました。この角度では口は見えません。それにしてもクモの獰猛さが伝わってきます。

近くの水面に別の個体が横たわったまま浮かんでいました。その胸部を水生昆虫がつかんでいました。たぶん,この水草で産卵中に襲われたのでしょう。

 

〈食べる〉〈食べられる〉という種間の関係はいのちの宿命です。大きな生きもの同士,小さな生きもの同士,いずれにも共通しています。

 


ウラギンシジミの卵と幼虫(13)

2020-09-21 | 昆虫

9月15日(火),夜。前蛹に変化。終齢幼虫の期間はほんの一日でした。

ガラス面に糸をどっさり付けて,からだを固定しています。そしてからだのやや前辺りに帯糸があります。

 

前蛹の姿がよくわかります。

 

ガラスの反対側から見ました。こんなに絹糸がびっしり。

 

9月16日(水)。色がやや黄色気味に。ところがこの前蛹はこの段階で成長停止に。夜も定期的に観察を続けたのですが,24時間が経過しても何ら変わりなし。

 

蛹化をたのしみにしていたのですが,がっくり。何が災いしたのか,まったく不明。