自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

夏! 虫の目写真シリーズ(42) ~ハバビロカマキリ~

2020-09-08 | 昆虫

野菜畑は害虫も含め,いろいろと昆虫たちが訪れます。棲みついた害虫には散々な目に遭わされることがありますが,昆虫とのいろんな出合いをたのしみにしています。

ハバビロカマキリは初めての訪問者です。朝日の射すナスの葉でもう活動中でした。

 

撮影していると,地面に舞い降りました。そこで威嚇のポーズ。ハバビロカマキリお得意のポーズです。

 

後日,同じ畑の,同じナスにいました。たぶん同じカマキリでしょう。葉からレンズに移ってきた瞬間です。

 

秋に入ると,カマキリたちが野の主役になります。さまざまな昆虫の産卵シーンを野外で撮りたのですが,これだけはチャンスがないと無理。何か一つでも期待したいところです。

 


クロアゲハ,秋の産卵(2)

2020-09-08 | クロアゲハ

9月5日(土)。朝。縞模様がはっきり。

 

9月6日(日)。朝。これから大変化が始まりそう。ここで卵を4個採取。

 

午後3時30分。産付後,3日と5時間が経過。頭部が見えて来ました。

 

午後11時50分。産付後,3日と13時間が経過。水分がまだ相当量あります。孵化までにはすこし時間がかかりそう。深夜なのでここで観察中断。早朝に再開することに。ところがこの判断が大失敗!

 


ウラギンシジミの卵と幼虫(3)

2020-09-08 | 昆虫

今日は幼虫の話です。「孵化した卵があちこちにある。それなら幼虫が見つかるのではないか」。そう思って探してみました。

すると,思いのほか簡単に見つかったのです。卵は一つずつ産み付けれられますが,近くの花に産むことが多いようです。ということは,幼虫も周辺の花に複数見つかるということでもあります。

 

なつかしい幼虫です。尾部突起がなんともいえないくらい印象的です。撮ってるうちに,おかしいなと思いかけました。アリが集まっているのです。

 

なんだか体液が滲み出ている感じです。アリと共生関係にあるのかどうか,わかりません。調べてもはっきりしません。もしかすると,アリの攻撃を受けているのかもです。

 

翌日探してみたのですが,姿は見当たりませんでした。