自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

秋! 虫の目写真シリーズ(2) ~ハグロトンボの産卵~

2020-09-16 | 昆虫

ここはむらの水路。水草が生え,ハグロトンボが盛んに活動しています。きっとお気に入りの環境なのでしょう。

たくさんのハグロトンボがいれば,ペアが生まれ,産卵がなされます。産卵中は,近くに寄っても大丈夫。そうかといって,警戒心を持たれるような動きは慎まなくてはなりません。

 

注意深く数枚。

 

もうすこし近づいてみました。レンズが水面に触れるほど。その姿勢をしたため,わたしのお尻部分が水で濡れてしまいました。そんなわけで貴重な一枚となりました。

 

ふつうは見られないアングルです。そこがわたし風ではないかと思っています。

 


モンキチョウ,秋の産卵(3)

2020-09-16 | モンキチョウ

9月13日(日)。一方,同時に採取していた卵は,前回報告した二つの卵と同じ時刻に次々に孵化。たぶん,同じ成虫が産んだものと思われます。

これらのうち,孵化したものから2事例をご紹介します。

その1。顔が見えました。

 

頭部全体が出ました。

 

「よいしょ」。そんな感じです。

 

その2。大顎が赤く見えています。

 

頭部が出た瞬間です。

 

ゆっくりとではありますが,休まずに出て来ます。

 

この個体は頭をぐうっと上に向けました。

 

順調に孵化した卵のほか,途中で発生がとまってしまったものが数例ありました。孵化するって,じつはたいへんなことのようです。