早朝のこと。畑に行くと,ホウレンソウにジャノメチョウが1頭。ウラナミジャノメです。じっとしているので,近寄ってみると,なんと吸水中! 腰にコンデジを携行しているおかげで,すぐ激写態勢にに入れました。
口吻に緩やかに伸びています。先を盛んにあちこちに動かして水滴から水分を吸い上げて行きました。口吻はひとときも静止することはありません。
すこし近づいて行きました。チョウは舞い上がる気配はありません。「ホッ!」。
口吻の動きが手に取るように観察できます。得がたいチャンスです。
「もっと近寄ってみよう」と思い,そうすることに。やっぱりチョウは吸水に夢中。わたしの気配で,行動を中断することはありません。
伸びた口吻が直線的に見えるとき,「こんなに伸びるんかあ」とびっくり。
カーブを描くと,なんだか優雅さが醸し出されます。なんとも器用! 「どこまでも吸水するぞ」っていう意志が表れているみたい。
このあと,さっと舞い上がって隣りの茎に移動して,じっとしていました。早朝は温度が低めなので,動きが鈍いということも関係あるのでしょう,しばらく観察をたのしませてもらいました。
感謝。