自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャガイモの実生栽培,今年も(12)

2016-04-16 | ジャガイモ

4月16日(土)。光をもりもり食べて,水をいっぱい飲んで,と,そんな感じでずいぶん大きくなってきました。本葉が増えてきました。

 


第1節からはストロン(ふく枝)が出始めました。ストロンは脇枝,つまり茎の1つです。初々しい白さをしています。いよいよ塊茎づくりの作業が始まったのです。地表に向かって伸びて行き,地中に潜ります。そして,先に養分が蓄えられてイモになるのです。


こんなにたくさん! 中には先に葉が付いたものの。ここからも,ストロンは茎だということがわかります。


もうこんなに伸びたストロンが見つかりました。「一刻も早く土に潜りたいよー!」と言いたげ。いよいよおもしろくなりそう。


希望者に配布する苗をポットに植え替えました。4月20日(水)から,ミュージアムで栽培希望者にお分けすることにしています。ご希望なさる方はどうぞ。親子研究で取り組むのにぴったりの内容です。意外性が詰まった素材です。