自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

秋の“虫の目”写真(10)

2015-11-20 | 随想

同じ河川敷にて。

葉の上にオンブバッタが。ずっと向こうを見つめている雰囲気がしました。そんなに具体的に見えているわけではないのですが,いかにもそんなふうに思えるのがこの種の写真のおもしろいところ。橋と,対岸道路のガードレールとが一体になって白い弧を描いています。空も山も,向こう岸も水面も,目の前の草々も,すべて環境を構成する大切な要素です。 


近くで,釣り人が糸を垂れていました。風のほとんどない午後です。 


穏やかな秋の日差しがバッタを照らします。自然はすこしずつ,秋から冬に動いていきます。こんなふうにして,まだまだ自然模様をていねいに記録していこうと思っています。