
いまにも雨の降りそうな日曜日の朝、うちの村の営農組合の人たちが総がかりで黒豆畑にとりついています。手前にちょっと見える電気柵のポールは、一段高いうちの畑です。
黒大豆の葉落としがはじまりました。早めに農協に出荷するために、葉を落としてサヤの乾燥を早めるのです。100メートルもある黒大豆の畝にとりついて、腰をかがめながら葉を落としていくのは見ているだけで腰の痛くなる作業です。ごくろうさんです。
ウッドデッキの人工木材を毎晩パソコンで調べています。いまの床の上に人工木材を張る方法で、塗装や手入れのいらないデッキにしようと考えています。費用はちょっとかかります。
しかし「塗装しないといけないな。何日もかけて、床面の穴を埋め、サンダーをかけ、キシラデコールを二度塗りする。ちょちょいと塗ってあとで後悔しないように、腰を据えてかからないといけないな。よし、ことしこそ……」と思うことからは生涯(残りはそんなに多くないかもしれないけど)解放されます。
で、いまの構想を書き出します。
○ 屋根の下地シート『モラサンE』を人工木材の下に敷く。
雨はシートの上を流れて地面に落ちるようになります。いまの床材である〈2×8・SPF塗装材〉には直接雨がかからなくなり、床下の湿気程度では朽ち落ちることはないでしょう。
○ 人工木材を止める桟(さん)をシートの上から床にビス止めする。
〈3センチ×6センチ〉の木材を40センチ間隔で止めます。桟も人工木材にすると数万円かかってしまいます。すでに床がある上に人工木材を並べるのですから、キシラデコールを塗った桟で代用します。人工木材は温度によって伸び縮みするそうですから、桟にビス止めしないで止め具をつかいます。
○ 人工木材は『フィンランド・エコデッキ』材をつかいます。〈15センチ×4メートル材〉があって、値段も安いほうですし。
デッキのことをあれこれ考えても〈イメージ〉が動きませんでしたが、ここ数日動くようになりました。「ここはこうして、これは縦にして、ここはなにか金具で止めることにして……」と。そして思い出しました。デッキをつくったときは「あの材木はここを切ってここを止めて、次に2×4材で手すりをつけて……」とイメージが動いていたな。