先日、Jリーグの柏レイソルVS名古屋グランパス戦後に両チームのサポーターが乱闘騒ぎを起こした。この問題はJリーグ内では大きく取り上げられており、今後の安全対策や観戦マナーに影響を与えるに間違いない。
サッカーにおけるファン(サポーター)の乱闘騒ぎは今に始まったことではない。比較的新しいところでは、北朝鮮がW杯予選で負けたことにより騒ぎを起こし、厳重注意を受け今後の対応策を考えているし、チャンピオンズリーグ(以下CL)決勝トーナメント1回戦のバルセロナ対チェルシーでは、主審を務めたレフェリーがサポーターからの脅迫を受けて引退に追い込まれ、CL準々決勝のインテル対ミランではファンの投げた発炎筒が選手に直撃。試合が途中で打ち切られる事態となった。また古いところではイングランドの暴徒化するサポーターをフーリガンと呼んで、対応を苦慮したことがある。
応援しているチームが負けたり、不甲斐ない姿を見せたら、怒りたくなる気持ちも分かるけど、明らかに行き過ぎた行為である。自分の欲求を満たすためだけの行動は皆に迷惑をかけていることを分かってほしい。
そんなことを皆に考えてほしいと思うニュースでした。
うん、確かにそれほど愛情を持っているからこそ、我慢が出来ないんだろうと思います。そういうサポーターがいるってことはチームとしては嬉しいことなんでしょう。
ただ、愛するチームのために自分の起こすべき行動の方向性は見誤らないでほしいと思うのです。
これを機会にこの問題に対する検討をJリーグとして組織的に進めてほしいとも思います。
まあ、何十年という歴史のあるヨーロッパですら、あの様子なので根本的な解決なんて有り得ないんだろうけど・・・。