浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

みかんを買う?

2005年01月21日 | 因島
こんなことを書くと非難を浴びるかもしれないけど、
僕はみかんを買ったことがない。
かといって嫌いなわけではない。
むしろ好きだし、よく食べる方だと思う。

なぜ買わないか。
それは「腐るほどある」からだ。
因島という地域は柑橘農家が多くて、
温州みかん、はっさく、ネーブルなどを買わなくても
手に入れることが出来る。
もちろん小父が柑橘農家だから
手に入るわけだが・・・。

小さい頃から段々畑で手伝っているのか、
遊んで邪魔しているのか、
とにかく収穫の時期には手伝いに行っていた。
(大人になってあまり行っていないけど・・。)
そのため、売りに出せない傷のあるみかん(でも旨い!)などを
貰って帰るわけだ。
これがコンテナに1~2杯貰うから、
文字通り、腐るわけである。
もったいないと思うけど、
そんなに食べられないし・・・。

因島ははっさくの発祥地らしいし、
隣の生口島ではブルーレモンの栽培がされていて
有名らしい。
そういえば関西に住んでいた頃に店頭で
「因島産はっさく」
というのを見た気がする。

さて、みかんにも色々種類があるらしいけど、
因島で作られている殆どが「温州みかん」。
和歌山で有名なのは「紀州みかん」。
この紀州みかん、一度食べたことがあるんだけど、
温州みかんを食べ慣れた僕には
水っぽくて美味しくなかった。
隣で食べている友達は「美味しい」って言ってたけど。
いつかあの友達に因島のみかん食べさせてやりたいなぁ。




最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コレに関しては、かつて喜国雅彦という漫画家(確... (N2)
2005-01-24 14:11:22
コレに関しては、かつて喜国雅彦という漫画家(確か愛媛県出身だったと思う)が「傷だらけの天使たち」という作品中の一コママンガ「日本一短い母への手紙」で実にうまい言葉を発している。

「おかんへ もうみかん送るな!」

みかんの産地を地元に持つ一人暮らしの若者のホンネをズバリ一言で表した印象的な作品だ(笑)。うまいんだけど、結局腐っちゃうんだよね、大半が。
返信する

コメントを投稿