幼少の頃、毎朝のように母親が弁当を作っている姿を見ていました。父親のために作られたその弁当箱はアルミ製の弁当箱で、いつも新聞紙でキレイに包まれ、その上から布で縛られていました。
そして、僕が幼稚園や小学校の遠足で持っていく弁当箱も同じようにして、母親が作ってくれたご飯やおかずがアルミ製の弁当箱に詰められていました。(弁当箱のキャラクターが何だったかは、すっかり忘れてしまったけれど・・・)
今のようにパッキンでしっかりと蓋が出来ないので、少し汁気のあるおかずだったりすると、カバンの中で傾いて包んである新聞紙が濡れたりします。もっと悲惨な時は、カバンの中に入れてあるもの全てが弁当の汁で大変な状態になるのです。こんな経験は僕だけではないはずです、きっと。
数年前、そんなアルミ弁当箱を探しに色々なお店を廻りましたが、結局見つけることが出来ませんでした。従来のプラスチックの弁当箱や保温出来る弁当箱など沢山の種類が置いてあっても、昔ながらのアルミ弁当箱は全く置いていなかったのです。
誕生日のプレゼントに「弁当箱が欲しい」と言ったあの人に送りたかったのになぁ・・・。
インターネットの時代なので、ネットで探すと見つかるかもしれないよ!はまとこさん!
今なら数年前よりもさらに増えてるかも!
きっと君も使ったことがあるはずですよ。今、子供の弁当を作るようになって感じます。苦手な料理に悪戦苦闘しながら、ほぼ毎日必死で弁当を作ってくれていた母親の有り難さを。見栄えは悪かったけど、母さんの弁当、結構美味かったよなぁ。。
たしかにインターネットで探すと、すぐに見つかりますね。
もっと早く気づけば良かったのですが、もうプレゼントする相手もいないので、買うこともないですが・・・。
もし、息子が欲しがったら買いましょう。
うちの家は物持ちが良いのか、20~30年前の食器類が当たり前のように現役で活躍していますもんね。
弁当の有難さは、自分が弁当を作る立場になって分かりました。毎日作るのって大変ですよね。
感謝しています。